大事な演奏会、管楽器をやっていると結構な頻度で巡ってくるソロ。
緊張するよねーー。ソロで失敗したら・・・なんて旋律がなくなってまう!想像するだけで恐ろしい。
この前久々に演奏会でソロを担当したので、本番でやらかさないか?とちょっと心配してましたが、無事に成功したので一安心です。
一度小さく失敗する
失敗から学ぶことが大きいんですよね。
なので練習だったら失敗してもいいと割り切ってチャレンジする。練習とはいえ、オーケストラだと50名前後の人の中で失敗するので結構しょんぼりするし、穴かあったら入りたい!ってくらい恥ずかしい思いをすることもしばしばありますが、それでこそ、「こうすれば失敗しない」「このルーティーンをすると落ち着く」なんてことを発見する。
しかし、練習でできていることが本番でできないってことがあります。
私は、過去にコンクールでやらかしました。
ソロではないんですが、伴奏の方、曲の出だしが、伴奏が薄いところの伴奏です。もう落ちていることがバレバレ。音が緊張のあまり出なくなってしまったんです。
「静かで伴奏が薄い曲の出だし」ものすごく要注意。音が出なくなるって実体験をすると、次からはパッと音を出すためには事前にこうしておくと大丈夫という対処法を考えておくことができる。
練習をする
練習だけはウソをつかない。
本番が一番上手くいくことは稀で、ほとんどは、普段よりも少し悪いくらいの実力しか出せないと思っておくくらいでちょうどいいと思います。
「普段よりも少し悪い」レベルを引き上げておくってことも大事だし、
何よりも、普段通りの結果を出すには「普段練習しているレベル」が大前提。自分が納得するまで練習していなければ所詮それまでの結果しか反映されないってことでございます。
演奏会とは違うんですが、プレゼンをする時も準備をした場合とそうでない場合で同じことを伝えているのに伝わる感覚が全然違うんですよね。
場数を踏む
学生時代にアンサンブルコンテストに出場したことが合って、オーケストラと違い、少人数でやるやつ。金管3重奏でコンテストに出ましたよ、これは本当にいい経験になりました。
この時点では、自分は結構本番慣れしていて、正直あまり緊張していなかったんですが、一緒に出場する他のメンバーが完全に強ばっております。
だって、他の出場団体は8重奏とかもっと迫力があるアンサンブルばかり、
こじんまりした3重奏って心細い感じがしてくるんですもの。
案の定、止まってしまったんです。演奏中に。
その止まった人につられてもう一人も止まった!
しーーーーーーーーーん
えっと、どうしよかな・・・と思って、私、自分が出るところから始めてみましたよ。
なんとか再開。
この時は、県大会だったんですが、「ああ、もう終わったな」と思いましたが、よく3重奏でここまでこれたとも感心しておりました。
今のオーケストラでソロを担当する時は、あの時のアンサンブルよりはマシと思って耐えられます。