「辞めたい」と思っていた楽団。
辞めたいと思いつつ、
「今回の演奏会までは続けよう」という思いで、その日の練習になんとか参加しました。
行きたくない!アマチュアオーケストラ
合奏に参加する準備に時間を使いました。
譜読みをして、
自分の出るところを何度も音楽を繰り返し聴いて、
何度もスコアを見返して、
一生懸命書き込みをして、準備をして合奏に行きました。
できないところもあったけど、なんとかできた!と思って、その日の合奏を終えた。
そしたら・・・
「来週から音大出の新入団員が入るので、来週からパート変わってください」と言われ。
必死にやった準備がおじゃんになってしまった。
ああ、実力あるひとが入ると容赦なく追いやられるのか。。。
以前、「努力が報われる楽団ではない」と言っていたのはこういうことなのだ。
そこで辛うじて保っていた頑張ろうという気持ちが「プツン」と切れてしまった。
「ああ、もういいや」となりました。
これ以上自分に合わない場所にいても意味がないぞ。
なぜならば、私は楽しく音楽がしたいだけなのだ。
その日に「辞める」と言わなかったが、
一晩冷静考えて、冷静になっても気持ちは変わらずでした。
あれだけ迷っていたのに、
すっかり気持ちが冷めてしまってからは、容赦なく「辞めます」と言えた。
自分の性格は自分でよくわかっていて、
「ああ、ここまで冷めれば、何が起っても気持ちは絶対に変わることはない」というレベルがあって、
そのレベルに達していることが自分でよくわかった。
楽団を辞めたと言っても、もう一つ楽団には所属しているので、
別にオーケストラを辞めるわけではないのだ。
学生の頃、
高校の吹奏楽部が自分とあわず、本当に嫌で仕方がなかった。
結果大好きだった吹奏楽が、大嫌いになって、
そこからもう一度やろうという気持ちになったのは、20年も先になってしまった。
なので、自分にあう楽団というものがあるというのは重々承知している。
人生経験からすると、
あまり「すがらない」方がいい。
合わないな、と思ったらさっさとお別れした方がいい。
何事もです。