いつまで働きたいか?

少し早めに引退するならいくら必要か?

誰と一緒にいたか?

どこに住みたいか?

どこへ行きたいか?

漠然と、そんなことを考えていましたが、それは何歳で実現したいか、そのためにいつ取り掛からねばならないのか考えた方がいいとふと思いました。

やりたい事を箇条書きにリストアップする

思いつくまま、まずは書き出してみる。

小さいことから、大きいことまで

自分一人でできることから、他の人が関わるこことも

お金が必要なことから、お金が必要でないこと

時間が必要なことから、時間が必要でないことも

タイムバケットに入れていく

リストアップしたことを今度は「タイムバケット」に入れていきます。

タイムバケットは、何歳頃にやりたいか?の時間の箱です。

私の場合は、5年区切りでタイムバケットを作ってみました。

年齢40-44歳45-4950-5455-5960-6465-69
やりたい事ヴァイオリン始める
オケに入る
田舎へ引越仕事引退世界旅行
年齢70-7475-7980-8485-8990-9495-
やりたい事カルテットを組むオケ引退

例えば、私の場合は40代前半でヴァイオリンでオケに参加し、続けていき70代で引退したいと言った感じです。そうすることで今からだと40年弱も時間がある?40年弱しか時間がない?ということを把握できます。

なぜ、タイムバケットに入れるかというと、残酷な話ですがどうしてもやりたいことは若いころに固まっていて、年をとってからやりたいことが少ないという現実を知ることになります。限りあるお金と時間を分配していくバランス感を把握できることで、やりたいことをやるタイミングが人生の中で少ないチャンスであることが理解できます。

私の場合、やりたいことは40代に集中していました。

さらに、自分ではなく、親とやりたい事もあるので、自分のタイムバケットと並べて親のタイムバケットも行を追加して入れてみました。

そうすると、さらに40代でやりたいことが集中していることがわかります。

今現在40歳ですが、これが30代からだったり、20代からだったり、10代からだったりするとさらに年齢に集中するボリュームの差が違うのだと思います。

自分の力だけではどうしようもないことも入れてみる

例えば、結婚や出産です。

私は結婚願望があったんですが、婚活がうまくいかず諦めてしまいました。

社会的には若い男女の結婚が新しい家族を作っていくことで欠かせない制度なのはわかります。

でもそれができなかった。

結婚や出産があればこのやりたいことリストの内容も、タイムバケットの内容も大きく変わることになります。

年齢的に難しいですが、希望も0でもないので、一応そんな希望も入れてみました。

そうすると、自分自身がやりたいことは全く変わらず、

新しい要望が追加されてリストが賑やかになることがわかりました。

未来はどうなるかわかりません。

やりたいことができる状況でなくなるかもしれないし、

やりたいことが変わっていくなんてこと、

やりたいことが増えたり、減ったりしていくことは当然のごとくあるので、

今日現在やりたいことを、未来の自分が懐かしく思ってくれるのではないかと思ったりもします。

何度でも書き換えながら、作っていくのも面白いなと思うのです。