青春時代を振り返りますよ!

時は1994年、平成6年です。平成になって6年になりました。

ちなみに今振り返ってみると社会的にも節目となる時期で、

とはいえ平和な年だったなーと思います。

バブルもしっかり崩壊後です。

まあ子供だったんでバブルってなんじゃい?泡?さっぱりわからん。

なんの実感もないまま、崩壊した後しか認識がないので、

これが普通でバブルが異常だったんでしょうけど。

さらに、年でいったら翌年になりますが、

同じ年度内の出来事に、

阪神淡路大震災、

地下鉄サリン事件等たてつづけに色々なことが起こるんです。

って、吹奏楽の話ですよね!1994年の夏はとっても穏やかで豊な時間でした。

部活命!燃える青春

入部した時のあのおどおどした私はどこやら?後輩もできて先輩づらしてましたよー!

でも嫌な先輩でないですよ。無駄に厳しい先輩は吹奏楽部にいなく、

すごく憧れ、尊敬できる先輩に出会えたので、いい影響を受けてました。

そして、できない人の気持ちも誰よりもわかっていたので、

大人しめであまりできない人にも結構声をかけてフォローしたり面倒見はよかったと思います。

そして、この時の私は、かなりの部活に青春を捧げていました。

多分学年、いや、学校で一番といっても過言ではありません!

吹奏楽部のにぼしちゃんという感じで、いろんな先生・生徒から認識されておりました。

あと、音楽もめっちゃ頑張ってた!合唱とかも一生懸命やってました。

音楽の先生に憧れ

吹奏楽部の顧問の先生が、めちゃめちゃ美人で、かっこよかった。なんか米倉涼子みたいな人。

かっこいいだけでなくて、生徒のことちゃんとみていた。

私は勉強はからきしダメ。できなかった。

かなり下の方で、勉強ができない子というレッテルを貼られていた。

レッテルを貼ったのは、小学生のころの担任ですけどね。

で、自分はダメなんだ・・・と自己肯定感がものすごく低かった。

今でも高いとは言い難いけど、それでもこの頃はひどかったね。

しかし、音楽は好きで、期末テストで100点をとったんです。

私は得意なことだから当然!とても簡単な問題ばかりだったし、

吹奏楽やっていたら楽勝な問題ばかりだったので、

嬉しい反面、大したことではないと思っていた。

でも先生は違うところに目をつけた。

「本当にできない人は、どんなに得意なことでも100点は取れない。」

この時点で頭は悪いわけではない、勉強をやっていないだけだと。

「先生が勉強見てあげるから、宿題持ってきなさい」と音楽先生で、

別に担任でも副担任でもないのにと感動しました。

吹奏楽を高校でもやりたいならば、どこの高校でもいいわけではない、

勉強して上の学校へいった方がいいからと高校の定期演奏会を聞きにいくことをすすめられた。

卒業した先輩が吹奏楽をやているので、その演奏会をみにいくことに。

見事に成績順で演奏が立派になっていく・・・・

一番上と一番下とでは全くの別物になっているじゃないかということが判明。

私の地域ではの話なので、全国的にこの傾向が当てはまるわけではないですが。

「やっぱり、できるだけ上を目指したい」

ということを動機に初めて勉強をやり始めることにしました。

この先生と出会が自分の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません。

努力しても欲しいものが手に入るわけではない

でも努力しないと、手にできる最善なものを手にすることもできない

頭がいい、勉強ができる、お金を持っている。

これは生まれながら持っているもので、

持たざるものは努力したところで無駄と思ってたけど、

ある程度のところまでは改善できる、

上にも行けることをこの先生との出会いや教えで知ることができました。

恩師と出会えたことは、自分にとってかけがえのないことだと思ってます。

ホルン奏者になりたい!

と、進路希望の紙に書いて出したことで、一悶着ありました。

もう、担任も親も大大大大反対!

そんなもんだめ!!!

いやなりたい!!!

両者が説得する事態に。。。

粘りましたが、、「音楽の先生になる」に落とし込まれました。

ぶーぶー!先生には向いてないでしょ私。

田舎だったんで、ホルンの師匠などいなく、

習わせてももらえず、部活で頑張るだけ。

たまに県の主催かなんかで、講習会があるのでいくつか参加したりはしてました。

(中学生は強制的に参加させられます)

その講習会の1つに、ウィーンフィルの奏者に教えてもらえるってのがあったんです。

今までの講習会講師と格が違う!と先生らはびっくりしていました。

それが実現したのは、県のホールとウィーンの学友会館が姉妹提携しているからだそうで、

文化交流の一環のようです。

ホルンだけ集められ、生徒の人数は50名位いただでしょうか。

その周りを各学校の部活顧問が取り囲んで見学するといった感じでした。

全員一人一人音を聞いてもらうんですが、みんなちゃんと音がでない。

またまたーと思い自分の番になりましたが、「音が真っ直ぐでない!」なんじゃこりゃです。

いやね、こんな状況の中、緊張して音がでないってことを認識しました。

で、「もっとより深く見て欲しい人!」と聞かれたので、

私はぜひ見てもらいたい!という顔で先生を見つめましたよ。

他の参加者みんなは全員下を向いてました。

そんで、意気揚々と吹いて見ましたが、いつもはできる簡単なことができない。。。

こっこんな演奏しかできないのに立候補してすみません。。。。としょんぼりしました。

しかし、この後から、この教えを元に練習するようになって劇的に上手くなったのです。

余談ですが

この三年後、高校生になっている私は、

またもやこの先生に見てもらう機会がありました。

先生の教えを毎日実施しているんでね、一人だけ完璧にこなせるわけですよ。

その際にえらく気に入られまして、即興で二重奏を他の受講者の前で披露することに!

なかなか貴重な体験ができました。

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