「スローダンス」とは、2005年の夏に放送されていたフジテレビの月曜9時のドラマ。
それがティーバ(TVer)で期間限定で見れうよになっていたので、懐かしくなって見ました。
自分と同世代の俳優達で構成されていて、なんてったって24歳でしたからね。
今放送されているドラマをなんか見なくなったのは、やっぱり知らない若い世代の人達が中心になっていてそれがあまり面白くないんでしょうね。
で、久しぶりに過去のドラマをみていろいろと感じるところがあったんです。
出演者がもう今じゃ実現しない人たち
小林麻央さんが出演されているんです。
当時もね知っていたんですよ、「恋のから騒ぎ」から「めざまし土曜日」、さらに女優までってなんだか、普通の女子大生がどんどん華やかな道を進んでいって、同世代としてはちょっと気になる存在でした。
役柄は、主人公の元彼女でキャビンアテンダント役です。
30代の小林麻央さんの印象が強かったんですが、20代の麻央さんは、お姉さんの麻耶さんにものすごく似ている。。。
やっぱり可愛いな。麻央ちゃん。
女性側の主演は、深津絵里さん、当時の設定は31歳の役。深津さんもめちゃ若くて綺麗。
あの頃、頻繁にドラマの主人公をやっていた妻夫木聡と広末涼子、藤木直人。みんな若ーい!!!
でね、ここは注目!脇役だったのが、
今や人気俳優の田中圭、
今や日本最大のオンラインサロンをやっている西野亮廣、
当時大ブームだったモデルの蛯原友里、
なんですか、この豪華なメンバーは!!!深津さんと藤木さんだけ少し歳は上ですが、他はもうドンピシャの同世代ですよ!!もうこんなドラマは見れないんだろうな。。
だって、やっぱりドラマは20代前半の人が中心でことが進みますからね。
年齢に関する感覚の違い
2021年の今現在って、30代前半ってまあまあ若いという分類にいますし、20代前半は若い!!!めっちゃ若い!!っていう感覚があります。それは自分が歳をとったから、というわけではなくて確かに社会一般的にそのような認識があると思って間違いないはずです。
でも、どうやら2005年時点ではその感覚が違う!と認識しました。
主人公は31歳の設定です。見た目だって若くて綺麗です。
でもこんなセリフがありました。
25歳の客室乗務員と、31歳のアパレルだったら・・・とセリフだけみるとあまり伝わってこないかもですが、言い方のニュアンス的に31歳はもう女として終わっている的なものが含まれてました。
今これを言ったら、ただの差別発言をした痛いやつ扱いですし、あまりピンとこない。
31歳のアパレルって十分素敵だけど?何をディスりたいのか謎って感覚です。
でも、確かにあったよ30歳はおばさんだって風潮。今はむしろ若者の仲間に属している気がします。
そう、30歳になった時、年齢を言えなくなってさ、引かれるんだもん。。。
今引かれないでしょ?
ここまではなんか予想していたけど、ヒロインの後輩役の広末さんの役は24歳。
こんなセリフがありました。「24歳です。もう大きな声で言えない年齢になりましたけど」
思い出しました!!そう、やっぱりあったよね、25歳超えたらもう年だっていう風潮が残っていた。
この頃は、25歳はまだ若い分類に入っているんです。けど、ひと昔前は25歳はクリスマスケーキ。25歳を過ぎると売れ残り。
でも2005年時点では、25歳は若者で、あと1歳を重ねたら売れ残りなんていう扱いではなかったんですが、でも、若い!!とは大きな声では言えない風潮はありました。それを思い出した。
それが2021年現在は、24歳は確実に若い。大きな声で言ってもOKですね。
タバコをめっちゃ吸っている
また吸うの??ってくらい、1話の間に何回もタバコを吸うシーンがあります。
今ってタバコ吸うシーンって絵にならないですからね。
- 居酒屋でも吸えないし、
- 自宅でも吸えないし(ベランダとかも歓迎されない)
- カフェでも吸えない
- 路上もダメ
オフィスで吸うシーンがあったんです。でもそれでも喫煙所だったけどね。でも相当違和感があった。演技とはいえ煙もくもく出していて、、画面越しにみて相当な違和感を感じました。
今のドラマはこんなシーンないからな。
髪型や服装にあまり時代を感じない
全く感じないと言ったらウソになりますが、でもね20年近く前の割にはさほど変わらないです。
それでだけ出演していた人と、ファッションが洗練されていたんだと思いますよ。
やっぱり一般人を写したら相当時代を感じたんじゃないんでしょうか。
もしくは、この時くらいから日本は成長してないのか、このあとくらいに中国にGDPを抜かれているので、90年代までのイケイケの時代のようにどんどん変わっていくなんてことがなくなったのかも知れませんね。