平日だけでは終わらず、結局土曜に仕事を持ち越してしまいました。
休日出勤扱いにしてもらえれば良かったけど、後3週間で退職するので、振替休日をとる時間がもうございません。
外資系の良し悪し
会社にもよるとは思いますが、ジョブディスクリプション(job description)という、職域範囲を文書で明記して、この範囲でやるとうような約束がされているところが多いとは思いますが、私の会社(米国系の外資)ではそんなものはございません。
あれやって!と突然自分の専門外のことをやらされます。
(働いている人は生粋の日本人ですからね。外国人感覚ではないです。)
最近の例だと、動画編集です。私の本来の職務は営業企画ですからね。
そして、その慣れない仕事をやっていたが為に、プレゼン資料作りが土日にかかってきてしまった訳です。
まあ動画編集を体験させてもらえたので、自分としては面白かったですが、試行錯誤してやってみて「ああこんな感じね!」とイメージが湧きました。
動画編集を専門にやることはないですが、委託する時は「この範囲は自分が明確に要望を出さないと」とうことも理解できるし、簡単な編集ならば、やっぱ無料のやつではなく、動画編集ソフトを買ったってやった方が時間効率もいいとうことも判明。
なので、思わぬ経験ができて今後に活かせることを掴むといった経験はできたとこは収穫かな。
外資系は展開が早い。
- 方針を変えました。→上司が全員変わります。
- やっぱ辞めました→さらに上司が全員変わります。
- 上司が変わると、その下にいた人はごそっと辞めていきます。
- いなくなったらその上司の仲良しの人がごそっと入社してきます。
これが一年もしない間に起こるんです。方針が変わる度に担当する顧客セグメントが3ヶ月くらいかけて偉い人たちが割り振りを決めていくんですが、その3ヶ月は開店休業状態になります。
だって、自分の努力の果実を取る時は他の人にうつってしまうので、手をつけない方が得です。
無駄だな、、、という思いで見ているんですが、その背景には、米国の文化が見え隠れしています。こういうところがついていけないなってところです。
ただ、人間関係がとてもドライ。ここが好きです。
家族っぽさを求め過ぎてこない。あと、いわゆるお局的な存在とかいないもんね。見たことない。
相手に対して、非常に丁寧です。身内ではなく、あくまでも「他者」として社員を見ているので、ちょっと雑に扱っていいやっていう態度を取る人はいないです。
ヨーロッパ系の外資は歴史を感じる
今は、米国系の外資ですが、ちょっと前まではヨーロッパ系の外資でした。
こっちは日本寄りの文化です。もう少し人を人として見るといった扱いをしてくれます。
日本を直接コントロールしてくるか、日本の独自性をみて任せてくれるか、ってところが違います。
植民地政策をとってきた歴史からでしょうか。扱いが上手いんですよね。
歴史文化って現代の企業としてのあり方にも出てくるものだと、歴史って侮るなかれです。
日本も歴史長い国ですし、そういった意味でヨーロッパ系と馴染むのかもって、だんだん思えてきました。
日系企業の今を知らない
長らく外資におりまして、今の日系企業ってどんなかなとふと思いました。
私が就職した頃とかなり常識とかが変わってきているはず、
ブラック企業とか
パワハラとか
当時はそんな言葉なかったからね、(セクハラはあったけど)
そして、当時ブラック企業で、パワハラを受けてました。
なので、私の日系企業に対するイメージってそのイメージオンリーですが、多分かなり偏りのある考えですよね。当時からそれは自覚していました。
会社に人は染まる
自分がどんな性格でも、会社にかなり染まってしまいますよね。
そして、いろんな会社を経験してきて、もう全然違います。文化やそこにいる人の性格が。
自分がかなり変わったなと、本質は変わっていないですが、
でも相当の影響を受けていた。
いい職場にいる時って、自分の周りの人に対してもいい自分でいられるし、
悪い職場(ブラック&パワハラ)にいる時は、自分の周りの人に対してキツかったです。
でもその時は全く気がつきませんでした。
転職して今度はどんな自分になるか、不安でもあり、楽しみでもあります。