職場の人がご懐妊されまして、休職することになりました。
これをきっかけにして、以前の職場の風習を思い出しました。
部署が変わって「産休祝いの風習はない」と忠告される
以前いた部署では、産休に入る前は、送る会をして、最終出社日に花束とプレゼントを部署として送る風習がありました。
ただ、出産祝いは自分がいた部署だけで他部署では行っていないようでした。
そんな折、以前の部署にいた人が他部署に移った後に産休に入ることになり、
他部署ではお祝いはしていないことを知らずに、お祝いを企画してしまいました。
志をお願いしに行くと、ある人から「こっちの部署では産休祝いをする風習はない」と忠告されてしまいました。
結局、話を進めてしまっていたので中止をするわけにもいかず、おめでたい話ですしお祝いして送り出しました。
言われてみると不公平なのか
出産は命懸け、何があるかはわからないから、事前のお祝いは控えよというのが、忠告下さった方のいい分でした。
しかし、私も本人がお祝いされるのはちょっと気が重たい・・・と思っているかもしれないので、
お祝いしてもいいかと本人の意思を確認してから企画しまして、そのことにかなり喜んでいました。
それに今まで散々お祝いする側だったのに自分の番がきたらお祝いがないなんて、かわいそうだと思いました。
また、不公平と感じる人もいるのかもしれません。
結婚祝い、産休祝い、復職して、また第二子の産休祝いと1人の人にお祝いを何回もすることになります。
一方、男性社員に対しては、出産祝いはない。
結婚しない人は、何もお祝いがない(連続勤務祝いは欲しいな〜)
結構不公平といえば不公平ですかね、言われてみれば。
まあ、お祝いすることが不公平だ!なんてあまり気にしたことはないですが、
お祝いしたければすればいいし、したくないならしなくてもいいですからね。
性別と年齢層の偏りの弊害
他の部署では、年齢層も性別もばらつきがありバランスが良かったので、
誰かが産休に入ってもみんなでカバーしあうことができていましたが、
もといた部署は、20代後半〜30代前半の女性のみで固まっていました。
元々女性の場合は、20代しか採用されなかったのですが、時が過ぎ全員適齢期になりまして、
同時期に産休・育休に入る人が集中。
その大きな穴をカバーするのは、残っている同じく適齢期の独身女性でした。
遅くまで残業をして、3人4人かけた状態の部署を2,3人でカバーするのはとても大変。
復職しても残業ができないので、残業が発生しそうになる仕事が全部こっちに回ってきて、
自分の仕事が終わっても、人の残業を引き継ぐ日々が10年近く続き、
残業が発生しそうな時間がかかる仕事は「他の人は残業できないから」という理由で全て引き受けるしかなく、
なんだかやるせない気持ちになっていたところ、
部署異動の話をもらい、やりがいがある仕事につくことができるようにになりました。
個人的に渡すのは自由
お祝いの話に戻しますが、
部署として渡さないというのは変ではないと思います。
部署としてお祝いしていたのに、異動したらお祝いされないのはちょっと寂しいねというのが、
今回のパターンです。
個人的に仲良くしていたり、お世話になった方へ産休祝いを送ることは全然変なことではないと思います。
だってね、私リストラされたけど、みんなにお祝いしていただき見送られましたからね。
お祝いはされてないか、でも激励されましたし、その気持ちは嬉しかったです。