青春時代は90年代後半を生きまして、
この20年ちょっとの間で、ファッションに関して「価値観」が変わったな〜と
自分だけでなく、世間をみても思うのです。
時代とともに「どんなファッションを好んできたか?」を
独断と偏見で振り返ってみたいと思います♪
1996〜1999年ファッションに目覚める
主に高校生として過ごした時期でして、
私は私服の高校に進学いたしました。
世の中は
「女子高生」
「コギャル」
「ルーズソックス」
「アムラー」
ちょっと見た目が怖い強そうな女子高生が流行り?目立っていた時代でした。
私服学校ならので、制服✖️ルーズソックスが使ええず、
デニムにTシャツが定番で学校に行ってました。
イオンとかで買った服を着て学校に行くのですが、
これが「ダサい」と言われてしまうのです。
雑誌がファッションの基準で、大体こんな分類に別れます
egg系
- 分類:コギャル
- 教祖:安室奈美恵、華原朋美
- ファッションスタイル:制服✖️ルーズソックス
Zipper系
- 分類:裏原宿系
- 教祖:吉川ひなの、YOUKI
- ファッション:パンク、ロリータをカジュアルアレンジしているもの
Seventeen系
- 分類:ナチュラル系
- 教祖:広末涼子、ともさかりえ
- ファッション:ナチュラル系のカジュアルもしくはフェミニンスタイル
こと自分はもっぱら、Seventeen系をこよなく愛してまして、
色合いが特に強すぎず、綺麗な色を多様している服が大好きでした。
一緒に連んでいる友達も同じくSeventeenやnon-noをこよなく愛してました。
この中で、一番時代を象徴していたのがコギャルで、
今見てもあまり時代を感じる雰囲気にならないのがSeventeen系です。
さてさて、
とはいえ、Tシャツ1枚につき3,000〜5,000円するものを買ってました。
しかもイオンとかではなく、雑誌に掲載されているメーカーのものを買うために
東京にまで買い物に出かけていきました。
見た目変わらないんですけどね、
どうしても、ブランドのロゴが入っているものでないと嫌だった。
基本はナチュラル系が好きだったのですが、
実は密かに憧れがあったのがコンサバ系。
あまり女子高生は着ていたかったんですが、
CanCamとかに掲載されている女子大生やOLのファッションに憧れがありました。
高校生の頃、
「大学生になったら絶対にこれ着る!!!」と
憧れを目標に変えてました。
2000年代前半大学生〜新社会人
モーニング娘。
浜崎あゆみ
宇多田ヒカル
などが流行っていたが2000年代前半
憧れていたCanCamには興味がなくなってしまい、
この時期はひたすらnon-noをこよなく好んで参考にしていました。
一人暮らしをするようになって、
雑誌の世界観を生活にも!!という思いから、
おしゃれなカフェに行ったり、インテリアにこってみたりと
お金がない中、憧れを追い求めていた気がします。
この時好きだったのは、non-noモデルの森貴美子さんや藤澤恵麻さん
ナチュラルでかわいい!!
きている服とかは絶対欲しい!!ということで
バーゲンの時期を狙って、
半額になったnon-no掲載商品を買い漁ってました。
バーゲン命で、バーゲン時期になると血が騒ぎ、
ファッションのことしか考えられない位、
ずっとファッションのことを考えてました。
non-noのイベントがあれば行っていたもんね、
東京って便利です。
高校生の頃は、雑誌の中やテレビの中だけの世界だったけれど、
大学生になって東京にいるのだから、
もはや雑誌の世界がリアルな世界にもいるような気がしてました。
雑誌の世界=リアルな世界
そんなわけがないのに、勘違いしていました。
そこから雑誌という一つの宗教にも似た世界にどっぷり浸かり始めることになっていきます・・・・
2000年代後半一世風靡したエビちゃんOL
この頃から、ついに憧れのCanCamにハマっていきます。
ハマるきっかけはエビちゃん
エビちゃんOLという最強のミューズが登場しました。
モテ系というか、
モテに振り切っている感じが、女性から大変憧れがあり、
大変顰蹙をかっていたとも言えます。
それだけ、見過ごしておけない存在感でした。
サマンサタバサ
アプワイザーリッシェ
ゆる巻髪
私もこれやったな〜
しかも、CanCamってストーリー性があるファッションの見せ方をするので、
何だかその世界にも憧れを持ってました。
設定が、〇〇OLで、広告代理店の彼がいて、、、、
○月○日は箱根に温泉旅行に行き、
○月○日はワインの美味しいお店で女子会とか
実際のカレンダーと設定で1ヶ月コーデとかがあって
何だか、キラキラしていて憧れました。
現実はそうではないのですが、
それでも現実をそこに近づけようと頑張ってました。
それが楽しかったからよかったんですが、
振り返ってみると、
エビちゃんOLを真似ていた自分よりも
non-noに憧れていた自分の方が好きだったな〜と思います。
そんなエビちゃんブームが去ると同時に今度は、
今までいた自分にとってのファッションのミューズが存在しなくなる時期を迎えることになります。
30代に突入!2010年代 時代の変わり目
この頃は、スマホやSNSが定着していまして、
ファッションの中心が、
雑誌から SNSへと変化してきていました。
2010年代の始めはそれに気が付きませんでしたが、
しっくりくるものがなくなったのは、30代になったから?とおも思ってましたが、
半分は正解ですが、
半分は時代が変わったということなんだとおもいます。
年齢的には
OggiとかBAILAとかなんでしょうが、
リアルな世界と雑誌を切り離せていない自分にとって、
あまりにも雑誌と現実がかけ離れていることにようやく気が付きました。
かけ離れているのだから、
参考にならないんです。
夢物語すぎて。
こんなかっこいいOLではない
素晴らしいキャリアを築いているわけではない
結婚もしていない
型にはまれない自分がおりました。
憧れる人がいないのです。
ファッションを競っていた周りの友人は母になり、
ファッションに興味がなくなったというので
一人で張り切っても面白くないんですよね。
でもファッションは好きだったから、
雑誌は一応はみるし、
ファッションにお金はかけるけども
ここからはなんとなく「義務感」が強い。
舐められない程度のおしゃれさを持っていいようという
誰のためのファッションなのかよくわからなくなってしまったのです。
そんな時代を10年過ごしたら、ついにコロナが襲来してきました。
2020年代前半の今
30代最後はコロナがやってきまして、
外へ出る機会が減りました。
今まで外にいる時間が殆どで、
家にいる時間は少しだけだったので、
外用の服と寝巻き以外を持っていませんでした。
中学に入学以降持っていなかった
家できている普段着 がここにきて必要になったのです。
外に出て買い物できないので、
もっぱらネットで服を探すようになりました。
始めの頃は失敗続きで、
イメージと違った!
安いけど、安っぽすぎる
サイズが全然合わない
と失敗続きでしたが、やっと落ち着きました。
ユニクロが最強
ユニクロをおしゃれに着こなすとか、選ぶことは難しいな〜と思ってましたが、
ユニクロが洗練されたのかしら?
おしゃれで
快適で
質が良くて
洗濯しやすくて、
安い
すっかりユニクロにハマってしまいました。
ファッションのミューズはいませんが、
SNSの着こなしを参考にしています。
1990年代後半からファッションに最もお金を使ってきましたが、
ついに2020年になってからファッションにはそこまでお金を使うことがなくなりました。
もちろん、ファッションがすごく好きなので、
それでも家計簿のうちの結構な割合は占めてますが、
無理がない範囲でできています。
今が一番自分のためにファッションを楽しんでいる気がします。