少し春の近く気配を感じてきた今日この頃。
本格的な花粉シーズン到来前に、シーツを洗濯しよう!と思い、るんるん気分で洗濯を干して振り返ると・・・・
干していたはずのシーツがない!!!
恐る恐る、ベランダから下の階をみたら
下の階のベランダに私のシーツが・・・・!
落としてしまった。。。
アパートでは他の住人を知らない
都会に出てきてはや、23年。
その間、一度たりとて、同じアパートに住んでいる人との付き合いはおろか、顔や名前なんぞ知りません。
田舎じゃまず考えられないし、都会だって購入したマンションや1軒家、団地だったら多少は付き合いはあるとは思います。
しかし、賃貸アパート、賃貸マンションならばまず知らないのはごく普通なこと。
流島の民ですもの。
なので、下の階の人なんて知らない。
どんな人が住んでいるなんて知らない。
しかし、シーツなる大物は見逃すわかには・・・
どうしよう
どうしよう
どうしよう
今、居るかな?と思い。
意を決して、下の階の部屋の前に行き、ピンポンをしました。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
出ない。
(ちなみに、テレビモニター付きのピンポンです)
だよね。誰だよって感じだよね。
多分在宅中だと思うのだけれども、誰かわからないから出ないんだろうと察しまして、
一旦引き下がって見ました。
置き手紙作戦
どうしようかな。と思い、
これは置き手紙をする作戦をしようと決意!
封筒に入れたら仰々しいので、
綺麗なメモ帳にメッセージを書いて、ポストに入れておくことを考えました。
宛名を書いて見ました。
「○○号室の方へ」
・・・・・なんか違うな、と書き直し、
「○○号室の者です」と宛名は書かず、名乗る書き出しにしてみよう!と
と思っていたら、下の階から物音が聞こえてきました。
やっぱりいたか!
窓が開くおとが
下の階から窓があく音がしてきました。
もしや!シーツに気付いてくれたか!
- 知らない人がオートロックではなく、部屋前のピンポンを鳴らした
- 足音で上の階の人と気づく
- 自分の部屋のベランダにシーツが落ちている
- あ、上の階の人が落としたから取りに来たのか
そして、私の部屋のピンポンが鳴った!
モニターを見ると私のシーツを持った人が立っているではないか!!
ありがとう!!!!!!
届けに来てくれたんだ!!!
「すみません、落としてしまいました。届けてくださりありがとうございます!!!」とお礼を言って出ました。
ボーイッシュな女の人が下の階に住んでいた。
23年間アパート暮らししていて初めての交流(!?)
何だか人の温かさに触れた出来事でした。