【中学生日記】バレンタインの思い出

中学一年生の頃、バレンタインとういイベントが一番面白かった頃です。

大人になると、義理チョコとか職場でどうする?とか

結構面倒なイベントになってしまうのですが、

思春期のバレンタイン程、バレンタインが面白い時はございません。

まさに恋に恋するバレンタイン

私は中学一年生のバレンタインは、

当事者ではなく、恋する友人の話を聞く役でした。

人の片想いって、勝手にワクワクしてしまう。完全に楽しんでました。

同じ部活の香澄ちゃん(仮名)と紗季ちゃん(仮名)とよく連んでまして、

香澄ちゃんは、一度も話をしたことがない生徒会をやっている先輩に恋してまして、

紗季ちゃんは同じ部活の先輩にこれまた恋してました。

にぼしちゃんは、部活に恋してまして(?)部活の人達にチョコを配るぞ!と張り切ってました。

紗季ちゃんは同じ部活の先輩なので、まあわかる気がしますが、

香澄ちゃんは遠巻きに見ているだけで(しかもあまり目立たない感じの人)なんの接点もございません。

それでも、「先輩を今日は見かけた!」とか「廊下を通った!」とか

そんな話題で大盛り上がり!

先輩に恋をしているのか?

恋に恋をしているのか?

大人になってから思えば、あれは恋に恋をしていたんだな〜とは思いますが、

当時はね、本気なんですよ!

そんな毎日楽しい時間を過ごしてましたが、こんな折にバレンタインがやってきました!

2人は先輩にチョコをわたしたい。

でも勇気が出ない。

香澄ちゃんに至ってはそもそも自分の存在を知られていない。。

さあ、どうする♪どうする?

香澄ちゃん休みの日学校へ侵入する

香澄ちゃんは、対面でチョコを渡す勇気がなく、

先輩のロッカー(体操服とか入れとくやつ)へチョコを入れる作戦に出ました。

登校日に、違う学年の人が他人のロッカーを開けるなんてこと

それはそれで勇気がいります。

なので、香澄ちゃんは日曜日に学校へ侵入(これも勇気がいりますが)。

この年の2月14日は月曜だったので、

前日13日の日曜にしこめたわけです。

ちなみに、その週の12日土曜日も第二土曜でお休みでした(懐かしい!)

そして、名前も残さずにチョコだけをロッカーへ入れて走って帰ってきたとのこと。

何も伝わらないじゃん!

紗季ちゃんは下駄箱へ入れる大作戦!

紗季ちゃんは、王道?の下駄箱にチョコを入れる作戦に出ました。

下駄箱なので、これは朝早く学校へ行って下駄箱へチョコを投稿したのです。

紗季ちゃんもまた、名を名乗らずチョコだけ残して走って逃げてきました。

何も伝わらないじゃん!

2人はその後チョコがどうなったかを確かめにいく

その場所で、どんな反応をするか?を見てみたいところですが、

そんな勇気もなく、隙をみて置いておいたチョコがどうなったか?を2人は確かめに行きました。

紗季ちゃんの方は下駄箱なので確認しやすいですが、

香澄ちゃんはロッカーなので、下校を待っての確認をしたようです。

「チョコがちゃんとなくなっていた」と

受け取ってもらえた?ことを2人は喜んでました。

私が男性なら、名を名乗らずに自分に渡されてたチョコの相手が気になってしょうがないです。

なので、2人は彼の心にある意味一生残りそうなことをやってのけたのです。

名を名乗らず作戦。

あざとい・・・・・

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