戸倉上山田温泉 白鳥園

昭和の面影というか、まさに昭和に訪れたことがある白鳥園。

訪れたのは、1985〜1990年位の間だと思う。

いつまでかは覚えているんだけれども、いつからか?は謎。

自分の記憶にあるのは、1987年位の白鳥園。

ばあちゃんが所属しているコミニティ「老人クラブ」で

バス旅行がちょいちょい開催されていました。

恐らく当時ばあちゃんの年齢は60代後半で、

その世代のばあちゃん、じいちゃんが集まる会らしい。

令和の60代より、みんな爺さん婆さんって感じがしたのだけれども、気のせいかな・・・

孫を連れていくという家があって、

私も行かないか?と誘われていくことになりました「白鳥園」

この時、また白鳥園か〜という思いを抱いたので、

日帰りでは何度も訪れていた記憶がある。

今回は「泊まり♪」ホテル白鳥園にお泊まりができる〜ということで

ワクワクしながら老人クラブのバスに当時6歳の私は乗車したのです。

白鳥園は「ザ・昭和の大衆温泉施設」で、訪れた当時も古めかしさはあった。

平成が始まるまであと2年の昭和62年当時の印象です。

もうね、到着するとたくさんの人で賑わっている。

我々の老人クラブだけでなく、他からもバスで大量に送られてくる大衆達が行き着く場所。

温泉に入りつつ、大衆芸能?を見ながらくつろぐとうのが楽しみのよう。

常に演歌歌手が舞台で歌を歌っていて、それを見ながらお酒を飲む。

このイメージが強い。

当時はこれにびっしりの人。

テーブルの上には食べ物が並べられ、部屋は常に薄暗く、演歌がかかっていた。

当然6歳にとっては、暇でしかない時間。

なので、施設内のお土産屋さんで、買って欲しいものを物色するのに夢中でした。

これが子供の楽しみなのです。

売店には、オルゴールとか、ビーズが詰まった子供向けのおもちゃ、

折り紙や可愛い文房具。

当時流行っていたスケバン刑事のヨーヨーが売っていた。

売店は、大衆劇場のお隣の区分にあって、

さらに売店の隣には、ゲーセンコーナーがあった。

ここで夢中になった2大アトラクションは、「じゃんけんぽん」と「クレーンゲーム」

「じゃんけんぽん」という声に合わせて、

ぐー・チョキ・パーのいずれかのボタンを押す。

勝つと、大量のコインが出てきて、

アイコだともうワンチャン、

負けると「ズコー」と言われ終わる。

大量のコインがなぜか欲しくてひたすらやっていた記憶が、

確か10〜30円位で遊べるからよかったんだと思う。

もう一つの遊びは、クレーンゲーム。

ぬいぐるみをとるやつね。

今でもあるのでこれは説明不要ですね。

お風呂はプールのように広い

引用:パンフレット

こんな大浴場はなかなかないとう位広い。

温泉とかお風呂嫌いだったなー。

今は大好きなんだけれども。

イメージに焼きつくくらい、この温泉は何度も入りました。

白鳥もいた?

白鳥園の名のごとく、私の記憶には、園に当たる、ちょっとした遊戯場もあり、

そこには白鳥?アヒル?がいた記憶があるんだけれども、

大人になって訪れた時はそれらしいものも跡地もなかった。

記憶とは実に曖昧だけれども気のせいなのかなあ・・・

現在の白鳥園

その後、成長すると、じいちゃんばあちゃんと一緒に白鳥園に出かけることもなくなっていった。

時代はバブル〜バブル崩壊〜失われた10年をすぎ、平成も残り2年位になった頃。

あの白鳥園は残っているのか?と調べて見た。

残っているが、ホテルはやっていなく、施設も市に引き取られ、

温泉だけ運営しているとのこと。

そして、行ってみた!

あの頃も古めかしかったけど、

もうそろそろ限界かな・・この時代までよく保ったなとう印象。

取り壊しが決まっていて、新白鳥園として建て替え生まれ変わるようだ。

新しい白鳥園に行ってみた

http://引用:http://www.hakuchoen.jp/spa/

もう別物!薄暗かった施設は新しくなり、明るく開放感もある。

温泉はだいぶコンパクトになっていました。

本当に同じ場所なの?とういう位違う。

戸倉上山田温泉は、街全体が今でも昭和感が残っています。

昔っぽいものを散策するのにもおすすめですよ。

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