人とずっといるのは疲れるが、一人でずっといると不安になる。
若いカップルなんてみるとさ、なんで自分には若い時にいい人に出会えなかったのか、、、と思ってしまいます。自分にだって恋人はいたし、ちゃんと付き合っていたのでそれを選択して、付き合い続けた自分の責任ですけどね。
転職と婚活は似ている!?
私が新卒就活生だった2000年代前半でよく例えられていたのだが、「就職はお見合いみたいなもの」とよく言われた。当時の自分にとって全くピンとこない例えでして、「お見合い」なんてもんはしないし、就職なんてもんはしないので、この例え話を作った人は結構年齢が上なんじゃないかと思いました。まあ言わんとしていることは理解できますが。
そして、最近まで転職活動と婚活をしていた私にとって、何とも実感する例えが浮かんできました。
「転職と婚活は似ている」です。
その理由は、
- どちらも30代半ばを過ぎるとハードモードになる
- スペックが高く、若いと最強
- ハイキャリアでないと(エージェント・結婚相談所に)相手にされない場合がある
- もっといい人が現れるのではないか、、と思って断ると中々次が決まらない
- (婚活アプリ・転職サイト)でいいのがいっぱいある!と思って申込むも書類審査で落ちまくる
まあ、婚活って言葉ができたのも、結婚相手を探すことが、就職活動(就活)と似ているから婚活と名付けた人がいてそれが広まったからなんですからそりゃそうですね。
このまま一生一人かも。。。とかなり差し迫ってきた30代後半からと、40代になってしまえばもはや諦めの境地になってしまった理由が年齢によるものがデカイので転職活動もまさに同じ現象が出ていることを知るのです。
女性は特に年齢で不利になる
一度婚活をしてみるとわかるのですが、
女性は、あまり歳が離れていない異性を好むのですが、
男性は、自分がどの年代であっても本音では35歳以下の女性を好みまして、
女性である私が35歳を越えたあたりから需要と供給のバランスが大きく崩れ始めたことを実感しました。そして、かなり年上からオファーがきてショックを受けることになります。こちらが望んでいるのは同世代の男性ですが、相手にされません。これまたショックを受けて心折れるのでございまして撤退したのです。
撤退した本当の心境
一人で生きていくと決めたというよりは、家族を作る手段を「恋愛や結婚」という方法だけに求めないことにしました。
血が繋がる家族を増やすには自分が子供を産まないといけませんが、相手がいない状態で40歳だとどうしても厳しい現実があります。
しかし、夫はどう頑張っても血はつながりません。どこまでいっても血がつながらない家族です。
だったらば、血がつながらなくとも心が繋がれば家族になれる人は増えます。
友人→親友→家族に代わっていくかも、それは妹になったり、姉であったり、兄であったり、弟であったり、おばちゃんとか母とかいろんな家族になるかもしれません。
また人間とは限りません。
猫かも、犬かも、仕事でできた成果物かも、植物かも、川かも、山かも・・・・
家族を増やす手段は、恋愛と結婚以外にもあるんじゃないかという視点を持ったのです。
今が一人でもずっと一人でとは限らない
今が一人でも、ずっと一人とは限りません。
今が一人でなくとも、いつか一人になることがあるかもしれません。
家族の形は変化していくのは当たり前で、変化に対応していくことは誰しも経験することであります。不安になることはあっても、不安に飲み込まれずに、寂しかったら自分で誰か関わりがある人に連絡してみると良いかもしれません。友人でなくともいいのです。自分と関わってくれる人となら。