勤めている会社の福利厚生で確定拠出年金を全員やっています。今回、会社で外部の講師(●●生命)を招いてのセミナーがあったので受けて見ました。
講師「この10年は資産が倍になっているはず」
個人の年金の足しにする目的のはずの確定拠出年金。引き出すのは60歳にならないとできないというのが基本。
なので、超長期運用タイプの投資になります。
だからあまり弄り回したりしないで、ただただ愚直に投資し続けるものと思っておりました。
講師の方は、「儲けが出たら、預金資産(DCでは預金という商品もあり)へ預け替えした方がいい」とうアドバイスがありました。
「2008年のリーマンショックの時は資産が半分になってしまた人がたくさんいたんです。」と。
そして今実態経済は不況なのに、株が上がり続けているから心配だということで今のうちに預け替えをしておいた方がいいとのアドバイス。
と言われましても、長期保有が前提のはずなのに、こまめに預け替えしていたら福利の力弱まらないのかなと思いましてなかなか。
仮に暴落がそのうちあると予測した場合、今キャッシュに預け替えしておき、暴落がきた時に株に突っ込むとういやり方をすべきって感じか。確定拠出ってもっと放置しておいていいものと思ってました。。
更に衝撃的なことをおっしゃってました、「この10年はアベノミクスに国が意図的に株価が上がるように操作していたので、資産が倍になっているはずです」とのこと。
!!!!
私の結果はとてもじゃないけど倍なっておりません( ; ; )
確定拠出って資産を10年で倍にできるようなシステムとは思っておりませんでした。
私のここ10年の運用実績は平均すると年利6%くらいです。こんなもん適正な運用と思ってたし、十分だと思っています。
社員のみんなはどんなポートフォリオを組んでいるか?
クイズを出されまして、みなさんはどれに当てはまりますか?と言うことで、どんな運用している人が多いのかという状況が見えてきました。
- 積極運用→株式60%債券40%
- やや積極運用→忘れましたけど確か預金が20〜30%入ってました
- バランス方→完全忘れました
- やや安全運用→ほどんどが預金・保険と債券
- 安全運用 100%預金
一番多かったのが3でした。
ちなみに100名くらい受けていて、年齢層は30代後半〜40代前半が多いです。
にぼしちゃんの現在のスタンスはこんな感じ
- 資産の割合で株式が想定の割合を超えてきたら、買い付けの割合を変更してポートフォリオを調整
- 暴落が来ても(まだ体験してないですが)指を加えて見てる
- 50代になってからは徐々に安定資産へバランスを変更していく。
本当に自己責任ですよね。この選択が吉と出るか?その時になってみないと結局はわかりまへん。
インデックスファンドとアクティブファンド
講師の方の説明によると、
インデックスファンドは市場平均を目指したもの。
アクティブファンドは、平均以上を目指しているもの。
おすすめはアクティブと言いたいけど手数料が割高なので、インデックスファンドの方を選んだ方がいいと言うとのこと。
これに対し社員から質問が出た!!
「インデックスがおすすめとのことですが、平均までしか狙えないってことですよね」とちょっと挑むような質問でした。アクティブファンドに魅力を感じている模様。
この時、直近一年の利回りを各ファンドを表にして画面共有していたんです。
アクティブファンドは絶好調の26%!手数料をさっ引いても余裕でペイできるように見えますが、、
私は直近1年を出されてもね、、、と思って見てました。
それを長期で見てインデックスファンドと比べてどうだったか?をちゃんと見てから選びたいです。
私は手数料は見逃せない!!!ここは最初っから目をつけてました。
セミナー受けてみて面白かったです。特にクイズが!
- 何歳まで運用できるか?→70歳
- 債券は買い付け後、金利が上昇したら得する?損する?→損する
- 社員のポートフォリオは積極型はどれくらい→ほぼいない。多数はバランス型
知っているようで知らないなーと言うことを実感。