実家で心と身体を休めるため、帰省しています。
少しずつですが、前向きな気持ちも芽生えてきました。
場所なんて関係ない・・見える景色など影響ない・・・なんて思っていながらも、実際故郷の景色の中に身を置くと段々と心が落ち着いてきました。
1K7畳の狭い世界
この一年、外にも最低限しか出れず、仕事も何もかも東京のアパートの中で過ごしていました。
できるだけ広く、開放的に使おうと工夫をしながら、
毎日せっせと片付けをして、
仕事の時間になったら、パソコンに向かってずっと仕事をしておりました。
集中できなかったり、
怠けてしまって罪悪感があったり、
めちゃめちゃ頑張っていい仕事をやり遂げたり!
都会の小さい部屋から小さい自分が一人奮闘して過ごしておりました。
新幹線に乗って、
都会の景色から
段々、関東平野の広々した地方の街の景色に変わっていき、
山深くなっていって、
トンネルを抜けると、葉桜が目に飛び込んできました。
景色も新芽が出始めた、茶色と黄緑色が混じった草木がほとんど、
1ヶ月前に戻ったかのようでした。
新幹線を降りると母が改札前で待っていてくれました。
とてもホッとした気持ちになりました。
出かけず家にいることに
こんな時期ですし、気持ちも沈んでいるので、家にじっとしていました。
それでも田舎の家は広いです。
この部屋の半分くらいのところに一日中ずっといるんだよな・・・なんて、
都会に住む自分が気を張っているのに、すごく小さい存在だなって感じました。
お風呂に行くにも何をするにも億劫になるくらい広いです。
時間もあることだし、以前の同僚に連絡を取って、
相談にのってもらったりしました。
「あなたなら大丈夫」こんな言葉ももらえました。
今の私に取って、これほど救われる言葉はありません。
そうしてみたら、顔をあげることができました。
これがいい転機になるかもしれないと。
田んぼの畦道を散歩しました
春の草花が生えてきて、冬から春に変わろうとしていました。
たんぽぽの綿毛
畑に鹿の足跡が!!
田んぼに水が入ってきましたよ!
空が広くて青い!!
本当はとても広い世界にいるんですよね私たちって。
勇気を出して一歩を踏み出してみてご覧よと
背中を押されたのかもしれないです。
当たり前だと思っていたことは実はそうではないんだということも。
大切にしないとですね。
感謝です。