夢とは、眠っている時に見る方の夢です。
最近、夢を見ても覚えていないのですが、今日ははっきりしていて何だかリアルだったので気になってしまいました。
事実とは設定が違うストーリー
20代半ばに2年程お付き合いした人が夢に出てきました。
私がバイトを終える頃、もはや付き合っているかもわからない位疎遠になった彼が顔を出しました。
現実では、彼と別れるタイミングは社会人になっていていましたのでバイトのところにまで来ないはずです。
夢の中の私は、もうダメだと思っていた所に彼の姿を見て、心揺さぶられました。
(まだやり直せるかも!)
けれども、彼の態度で「ああもうダメなんだな」と悟り、
意地になって私から「もう別れよう」と言ってしまい、彼は何も言わず去ってしまう。
本心でなく後悔した私は、彼を追いかけて、見失う。でも近所に住んでいるので彼の家まで行ってみようとするのです。
しかし、この時サンダルを履いていて、靴擦れをして痛く、汚れていて、一旦家に帰って洗って手当をしてから向かおうとするのです。
やっとこ家に着く位に、我に返ります。
「このパターンはもう傷ついて終わりになるだけだよ」と「行くだけ無駄だよ」と自分の中の自分が言ってきます。
足を綺麗に洗ってスッキリして、彼の家まで行くのをやめようか?という所で目が覚めました。
今更何だ?
随分昔のことだし、全くやり直したい気持ちもないのですが、今更変な夢を見たなと思いました。
思わず夢占いを検索してしまった。。。が根拠がないだろうから意味ないなと思いました。
心当たりがあるとすれば、最近、その当時の彼の話を母に蒸し返されたとこですね。
「それか」と合点しました。
あの頃を振り返る
ブラック企業にいて、当時ターゲットになっていたので大変苦しい思いをしていました。
今思えば、「もう逃げていい」と言ってあげたい。
でも貯金もなく、生活もいっぱいいっぱいだったので、無職でいる時間が3ヶ月と持たなかったので、どうしてもやめられなかった。
母に「あの頃会社の愚痴をずっと言っていたね、彼に言って嫌われたんじゃない」と言われて、そんなに愚痴をずっと言っていたっけ?となりました。
今は会社の愚痴など言わなくなったので、こうも勤める会社で世界が変わるのかと思い知らされました。
ブラック企業に人格を相当曲げられたなと思ってます。
20代をそんな環境で過ごしたことは今でも後悔しています。
もちろん、別れた原因は私だけではないですが、せめて自分の方の悩みは自分で解決するしかないんですね。
友人も同じくブラック企業に勤めていたので、彼氏に「辞めて一緒に住もう」と言われたというのをこの当時は、本当に羨ましかった。
自分の彼も同じセリフを言って欲しかったけど、彼もとてもじゃないけどそんな状況でもなかった。頼りたくとも頼れなかったのです。
ブラック企業に勤めてなかったら別れていなかったかも?
正直わかりませんが、確実に別れた原因になっています。
相当心が病んでましたし、正常な状態でなかった。
当時はブラック企業なんて言葉はなく、理不尽や厳しいのは当然とされてました。
そんな会社での事を彼にぶつけていたかもしれません。
そんな会社の文化や考え方をするような人間に私がなってしまった部分もあります。
「逃げるは恥だが役に立つ」という言葉を20代の私に教えてあげたいです。