外資系企業にお勤めだったワタシ。
勤めていた頃は、英語が堪能でないため
もう英語に大変苦しまされてました。
英語ができないと出世もできない。
この会社にはいつまでも居れないな・・・とは思ってました。
最後はポジションクローズという結果でしたが、
仕事や人に対するマインドは好きでした。
外資と日系の違い
ここでのことは前職と現職の違いであって、全部の会社がそうだという意味ではないです。
女性管理職
大きく違うとこはここ、
現職は、女性管理職がいないんです。
社員の男女比は5:5です。
しかし、管理職となると全員男性です。
入社した当初は気にしていなかったんです。
ずっと外資にいたため、女性が社会で活躍するのは令和の日本では当たり前と思っていたので。
だから、
管理職はたまたま男性が多かっただけ、、、、と思っちゃってました。
しかし、
私一応中間管理職のポストで入社したのですが、
その実権がない。
コンサルティングの人と協力して分析してアクションプランを練って実行だ!って時に
私抜きで自分の職域の仕事を進められてしまい。
とんでもなく雑用だけ私に降りてくる。
企画やプロジェクトを任せずに、
雑用ばかりを押し付けて、
私に支払っている給与を回収できるんですか?とこっちが心配になります。
でもわかったんです。
この会社の女性は、みんな補佐をやっている。
私からしたら実力があるなという人も、
自分はそこまでできるって気がついていないように見えました。
マインド
価値観
の違いかもしれない。
数字に対するシビアさ
「売上」に対して、
個人やチームに目標を持たせ、
それが達成できないと会社に存在し続けることができないのが前職(外資)でした。
そのプレッシャーがある分、
給与も高めですし、
売上から給与を即に反映されてました。
なので、もうみんな必死です。
ニューヨーク市場に上場しているため、
株価が下がるような結果は許さん!!!というばかりに
本社からのプレッシャーが日本の各営業部長にきます。
期末締は最後まで数字を取りに行くことを必死でやってました。
すごく恐ろしかったですが、
自分が頑張った分がちゃんと反映されるこの仕組みにはやりがいを感じてました。
賞賛する文化か批判する文化か
日本は批判文化だなって感じます。
改善点を見つける時に、悪いところを探しに行きます。
なので、アドバイスは
「ここがだめだったね。」
「あれは良くないよ。」
最初、転職してきた時にびっくりしました。
なんでこんなにみんな批判するんだろうと。
お客さんからのアンケートを取ったら、「悪い意見が欲しい」と言っているのもびっくりしました。
文化の違いや・・・・
一方、外資でアンケートを取ったときに、
お客さんから「普通」の評価が他国に比べて圧倒的に多かったらしく、
本社の人がこれは大事だ!!!!と言って、
日本人は採点がかなり厳しい。
本国では「普通」と付けてきたら相当ヤバイ、、、怒っている!!!!という評価になるようです。
日本人だと、普通は普通です。可もなく不可もなし。
とうことで、外資だと
アンケートは悪い評価は欲しくなく、
改善点を言うときは、
素晴らしい!!!ここがいいからもっとここを伸ばそう!!!と言ってくる
もちろん悪いところもあるんですが、
悪いときはちゃんとそこも指摘してくれますが、
見逃せる程度のことは「ここはもっとがんばろう!」と励まし大きく批判をしたりはしないです。
自分にとって、賞賛文化の方があっていたし、
成績もすごく伸びていきました。
日本人っぽいね
上司が外国人でした。
ここまで外資の方がいいな〜と語ってきましたが、
ここにきてちょっと引っかかるが、
それは外国人上司が日本人を小馬鹿にしている発言が結構あったからです。
お客さん側が「変化を嫌う」場面が多々あって、
リモート会議とかが実現がなかなかできなかったんです(これは2019年時点の話)
それに対して、「日本人って感じだね〜」と発言。
ちょっとそれトゲありません?
コロナ禍に入り、在宅勤務になりました。
「家でインターネットの契約しないといけないから、それは手当出ないのか?」と質問に
「日本人って感じだね〜インターネットが家で使えないって自分への投資として必須じゃない?なんで会社にそこまでさせるの?」と
まあ、ごもっともですが。
でもまあ、税制的にね、経費になるじゃんフリーランスだったらさ
でもサラリーマンはそんな経費は使えないから会社に出してもらおうと言う考えが生まれるのよ。
税制とかそこまで踏まえた文化なんや。
文化に口出しされるとカチンときてしまうのです。
最後に
結局、外資は恋しいものの、
いいことだけではなかったなと言うことを思い出しました。
しかし、
いいところは真似て、
見直すところは見直すべしですね。
それでは!