転職して1ヶ月が経過しました。
今回が3社目でして、日系大企業への転職をしました。
初めての日系大企業。
転職してみてどうだったか・・・を語りたいと思います。
理想と現実
外からみるとよく見えるけど、
入ってみると現実が見えてくる。
前回の転職で失敗した部分でした。
企業評価の口コミサイトであるOpenworkは結構参考になります。
内部で不満を持っている人の意見だ!!!だから偏りがあるということを聞くこともありますが、
3社経験してきて、「確かにそうだな」と思う部分が多く、口コミと実際の感覚として大方一致しています。
ただし、OpenWorkにある口コミの母数に注目してほしいです。
口コミの母数が少ないと、確かに偏りが出てしまいますのであまり参考にならないです。
ただ、口コミを書く熱意がある人が多くいることもポイントだなとも思ってます。
今回転職した会社は、かなり大勢の口コミが入っていて、ある程度参考になりました。所属する部署や上司に起因する口コミを除いて、会社に共通すること、例えば、昇進昇給についてや、社内政治に関してなどは、実際に入社してみて、確かにそうだなとかなり一致しておりました。
一方、「女性の活躍」に関しては、ある意味サンプルが取れました。
というのも、口コミをしているのはほぼ男性で、
産休がある
育休がある
と「だから優遇されている!」といった意見が多く、高評価をつけてましたが、
「それって活躍とは違くない?」と思う意見しかなかったです。高評価を鵜呑みにせずに、口コミの中身をみてみると察しがつきました。
このコメントだけみると結構女性は肩身が狭い!?と思いつつも所属している部署はそんなことはありませんでした。
女性の管理職も多いですが、一方でこのような部署は社内でも珍しい方らしいです。
ちなみに、前々職はこの女性の活躍部分はどのような口コミだったかというと、
「女性の管理職は全体の半分くらい、大変優秀な女性も多く、男女関係なく活躍してました。」といった口コミが多かったです。
転職は成功だった?失敗だった?
正直、成功とも失敗とも言い難いです。
まだわからないが今の答え。
なぜなら、自分次第でどうにかなるかなという部分があるから、成功か失敗かは自分の努力と行動次第です。
会社の都合とか、
世の中の流れとか、
たまたま一緒になった仕事のチームメンバーとかは、自分じゃどうにもならない部分です。
くじ引きみたいなもの。
何かあった時に例えば転職できないスキルしか見につかなかった・・・なんていっても、会社のせい、世の中のせい、上司のせい、とあとで言ったところで後のまつりです。
自分でできるところは自分でスキルつけておくってことをできる環境か?と言われればできるとは思います。
そういう意味でまずは成功かもしれません。
日系大手、ベンチャー、外資を経験してきて共通していること
日系大手企業
今現在勤めている会社は、日系大手企業です。年功序列、終身雇用のザ・日本企業で、古さを感じてますが、年齢層が50代に偏っているので、この層が定年退職を迎えたらどうなるのかな〜と思ってます。
聞くところによると、バブル期は、同期入社が1000人だった!とい言います。1990年時点では最新のイケイケ企業でしたが、2022年時点では斜陽産業になっている気がします。
その頃に入社した人は転職もせずに50代を迎えていて、もうすぐ定年で再雇用されるきマンマンです。
「あと5年で退職だし、もう役職定年だから、これから変えてやる!!!って気持ちがない」といってました。そりゃそうですね、、、でも私はまだ20年あるんだよ〜!!!所属しているのは新規事業部なんですがほぼそんな50代と再雇用が大多数です。
でも、働いてみて、自分が先頭に立っていくよりも、先人の知恵とか、社内の根回しとか、大手企業ならではの進め方とか、やっぱり先輩がいてくれることがいいこともあります。
「だから大企業は時間がかかるのか、確かにそうなるね」と納得することがあります。
とにかく人が多くて、全員を納得されて行かないとことが進まない。
説得が必要な人数が多ければ多いほど、プロジェクトの進行が遅くなるのも納得です。
側から見たらくだらない!ですが、ここを知っているか?は今後同じ規模の会社に転職する機会があれば役に立ちますから。
ベンチャー企業
前職はベンチャー企業でして、
「荒地を耕す」ことが仕事でした。一応自分の職務はあったのですが、それ以外のこともやる。
自分もやったことないが、他の人もない。
でも自分は何をすればいいかはわかるから挑戦してみる。みたいな感じでした。
人事制度もしっかりはしていないですが、
とはいえ、おかしくもなかったです。
また、人数が少ないので、風通しがいいかと勝手に思っていたら、ものすごく悪かった。
隣の島の人とは退職するまで一度も口をきいたことがありませんでした。
あと、直属の上司が社長だった経験も大きかったです。
外資系企業
まさに実力主義、成果主義でした。
そして、仕事や事業が進むスピードが日系大手、ベンチャーと比べても最も早かった。
実力があれば、男女関係なく、年齢関係なく昇進します。
成果をあげれば3ヶ月後にはインセンティブが入り、成果をあげるほど指数関数的な支給額の上昇。さらに加えて、成果をあげ表彰されれば、家族にハワイ旅行をプレゼントしてくれます。
そして、全世界に向けて栄誉を誇れます。
一方で、成果を出せなければ半年で追い出されてしまいます。
事業部の買収売却は日常茶飯事。いつ別の会社に身売りされるのか、身売りされずに解体・縮小されてしまうのか、容赦がありません。
素晴らしい会社でしたが、長期・安定を望むよりも、3〜5年で次の会社へ移ることを選択する人が多かったです。
まとめ
転職して1ヶ月経過してみて、
最初の1ヶ月は乗り切った!!!と思えました。
本格的に業務が始まるのはこれからなので、まだなんとも言えませんが、
次は3ヶ月、その次は半年、
壁を超えていけるようやっていきます。
あとは、仕事で仲良くなった友人関係が続いてるのですが、新しく入った会社でも友人と呼べるような仲間を作れるように、一緒に働く人を大事にしていきたいです。