一人でも楽しく生きていくことに満足していたけど

お正月に10日間程帰省したことが引き金になったのですが、

一人暮らしより、人ともっと関わって暮らしたいと強く思うように気持ちが傾いてきました。

家族がやっぱり欲しい

どんな形であれ、家族は必要だと身にしみて分かった。

我が家は、あまり家族仲がよくはなく、父親は物心着いた時には、単身赴任を利用した別居をしてました。なので一緒に暮らした記憶があるにせよ、すごく少ない。

離婚してもおかしくない状況だが、結局離婚はしていない。

もう何年も会っていなかったのですが、

先月、父が病気になり、実家に死にそうな声で電話がかかってきて、母が他県にいる一度も訪れたことのないアパートに車で迎えに行ったそう。

迎えに行って、そのまま実家の近くの病院に救急車で運ばれて一命を取り留めたのです。

父は兄弟が多く、仲も悪くはない。

多くの時間を別居で過ごした家族よりも、兄弟に頼ればいいのだろうが、

死にそうな状態で頼ったのは、別居している家族の方だった。

もう、家族とは呼べない冷え切っているのにもかかわらず。

父を嫌っている母も、そんな状況をみて流石に可哀想だということで面倒を見ています。面倒見る筋合いももうないのに。

自分はこのまま家族を持たないとなると、この先、今回の父のような極限状態に陥った時に誰にも頼る人がいない。

こんな時に優しくしてくれる人を持つことをする努力は諦めない方がいい

我にかえりました。

実家が近所の旧友に会って

4年ぶりくらいでしょうか。同じく今回帰省した際に近所に実家がある友人と会いました。

りんごを分けてくれて、玄関前においておいてくれた。

都会でご近所に友人なんていないので、何だかすごく嬉しかったのと、

私にとって今でも実家は自分の家なんだと実感した。

このリンゴを分けてくれた人は、小学校・中学校・高校と長い期間友人である。いわゆる幼馴染です。実家から離れた同じ県内の都市に住んでまして、お正月で帰省していました。

彼女は早くに結婚・出産をして、上の子供が18歳になり成人し、今年から地元の短大に進学するそうです。

また、下の子は、高校2年生になり、青春真っ只中。

自分だって、つい最近まで高校生だった・・・なんて思ってましたがいつの間にか20年以上月日が経ち、そうか、もう友人の子供がそんなに大きくなったとは。

経済的には一番お金がかかる時期で大変そうですが、それもあと3年くらいすれば落ち着き、余生を過ごすことになり、子育てで忙しく、友人と旅行なんて夢のまた夢状態の中から、子育てを終えて時間ができる人ができてきたことが嬉しくもあり、

孤独を感じたりもしました。

友人と旦那さんは、当然ながら恋人ではなく完全に「家族」です。

空気のような、いて当たり前の存在。

嫌なら離婚したっていいくらい自由な状態なのに一緒にいます。

いざという時に味方にいてくれる存在。

彼女の子供との接し方をみても、どんどん自立していく様子もあまり執着せずに、適度な距離感で接しているし、彼女も私と同じ歳なので、老後までまだまだ時間がたっぷりあり、これから色んなことができるんだなと羨ましくなりました。

色んなことができることしかしてこなかった・・・本当は結婚したかったのにできなかっただけ。

それを受け入れたら楽になってここ数年を生きてきましたが、

本当は一人ではなく、

わいわい人と一緒にいたいです。

内向的ですが、人と関わりたいという人が自分なんだと。

ときめきのリハビリをしないと・・・

恋愛がしたいか?というと、そうでもありません。

イチャイチャとかちょっと・・・・想像できないです。

原動力はここにないのです。

いやね、もしいいなという人がいたら原動力が出てくるかもしれない。

現実にいないならばせめて、アイドルとかでもときめきをもった方がいいということを聞くので、いないかな〜と思いつつも「いない」。

思春期みたいに異性にキャーキャーときめかないのだ。

仕方なく、過去に遡ったら・・・・・・・いた!!!

ときめきのリハビリにいいかも・・・・ということで

自分が中学・高校時代(90年代後半)の堂本剛さんです。

なんせ、そこまで遡らないと、男性のタレントでファンだったのはいないんですよね。

今の堂本剛さんでないんかい!ということですが、

今現在も好きですよ!テレビに映っていたら見ちゃうもんね。

でもトキメキという意味では過去に遡る必要がある。自分も一緒に。

その時代、自分は家庭でも学校でも辛い思いをしていた。

苦しくて、どうしたらいいのかわからない時に、丁度「若葉のころ」というドラマで堂本剛さんの役柄と自分とが重なる部分があって、そのドラマをみて泣くと苦しい気持ちを吐き出せていたような、代弁してもらっていたような気持ちで乗り切れた。

すごく助けられていたなということを思い出した。

今は、あの頃より大人になって、

自分である程度のことができるようになって、

すっかり忘れていたけど、

これがずっと続くわけでもない。

いい意味でも、悪い意味でも。

自分で動かないと変わらないよね。

動かないと!

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