アラフォー以上が抱く株は怖いというイメージ

ここ10年間株式市場が好調。

YouTubeを見ていると、30代位のYouTuberが株をおすすめしている動画をよく目にします。

実に参考になりますが、

私は株価の下落や何とかショックに影響を受けてきた実体験があるので、

「株」と聞くと「怖い」というイメージを抱いております。

若い世代は実体験をしていないと気づく

何も株式を保有していないから無関係ではないです。

バブル崩壊

バブル崩壊の実害を被ったのは、

1990年代後半~2000年代前半の10年間の不景気。

崩壊直後私は小学校生で、不景気は中学生時代〜大学卒業時辺りの期間です。

もちろん、小学生の頃は何の影響も受けることはなかったのですが、

問題は大学の就職活動時に直面しています。

私の世代がバブル崩壊不況の影響をもろに受けた最後の世代だと思います。

また、バブル好景気時期はあまりに幼く、

恩恵を受けてないですが、そこから衰退していく街の様子を見て青春時代を過ごしました。

特に印象的だったのは山一證券が廃業したこと。

長野駅前に大きくて立派な山一證券のビルがありました。

学生時代そのビルを見て、

どんなエリートが勤めているんだろ、すごいなーと思ったものです。

その僅か2年度には自主廃業するというショッキングな出来事がありました。

あんな大手でも潰れるのか、、、と。

リーマンショック

次に直面したのは、2008年のリーマンショック。

これは長期的な不況にはならなかったですが、

すでに社会人になっている私にとって、

転職をこの時期にしたかったのにできなかったこと。

会社がめちゃめちゃ暇でして、仕事が入ってこなかった。

今日は何しようかな。。。という感じの時間が続いた。

これヤバいんじゃないか!と思う勢いでした。

この時問題になったのが、

「内定取り消し」です。

本当にあるんだ。。。というように身近な人が内定の取り消しにあってしまってました。

このリーマンショックもインパクトがすごかったです。

だって、外国の一つの会社がどうなろうと知ったこっちゃないと思ってましたが、

世界中が不況になってしまうなんて事態になるとは恐るべしです。

リーマンショックに瞬間的に当たってしまったのは30代半ば位の世代ですね。

とまあ、何だか株って怖いなとうイメージが焼き付いております。

確定拠出歴10年

私は、ずっと株を扱うことを恐れておりましたが、

短期売買の買った負けたのイメージを持っていたからでもあります。

一方、長期で保有するタイプの株があることを確定拠出との出会いで知ることになります。

20年30年と時間をかけてゆっくり成長を見守るやつです。

確定拠出は、会社の福利厚生の一貫で、

退職金代わりにお金出すから自分で運用してねと言うものです。

60歳になるまで引き出せません。

始めた当初は、株はリスクが高く、日本の株式絶不調の時代を生きてきたため、

選んでいる商品は保険と預金の全く増えないものしか選んでませんでした。

そのまま数年放置してましたが、

リートや、日本株、外国株、債券などでインデックス投資系のファンドを購入するようになりました。なぜかというと、全く増えてない状況を見て確定拠出の意味合いを一度勉強し直しまして、

株だけでなく、債券、リートと分散するようにポートフォーリオを組みなおしました。

守りだけではダメだと気づきまして、攻めも必要でござるござるです。

あまり攻めまくるタイプの商品はそもそも無いってのもあります。

日本株にしたって、外国株にしたってその中で分散していますしね。

分散が大事っす。

あと、アクティブファンドってのもあったのですが手数料の高さに抵抗があったので、

全てインデックスファンドを選択することにしました。

始めた当初は、何らつまらんものだと思ってましたし、

結構マイナスにもなったりしましたが、段々安定してきました。

忘れてはいけない株はリスク商品

ここのところ株が絶好調ですが、

値が変動しまくる模様を眺めていると何だか生き物のように思えてきてます。

荒れまくっていた時期を知っているので、

やっぱりある程度の距離を保ってお付き合いするのがいいと思う今日この頃です。

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