2021年に転職しまして、新しいチームづくりをしております。
基盤が固まってきたので、今度は一緒にやるメンバーを探すことになり採用をすることにしました。
ちょっと前まで、求職者だったのに、今度は採用する側に回るなんて
このところ仕事周りは動きが活発です。
転職をする側から採用する側へ

転職したもの初めてだったのですが、
採用側に回るのも初めてです。
他の会社にいる人にとってはびっくりかもしれませんが、
私が勤めていた会社では、私も含めほとんど他の人も同じ状態でした。
ポジションが動くということはまずない。
前職は会社が円熟期を迎えていたので、人を増やして成長をしていく段階ではなくいなくなったら補充するだけですし、何なら採算が取れなくなった部署は潰していくことをしてました。(まさに私が転職せざるを得なくなった原因)
現職はまさに成長期!どんどん人を増やして組織を作って新しい取り組みをしていくので、
人が欲しい!のです。
採用する立場になってわかったこと

自分が基準になる
人を募集する時になるのは、募集する側の私が基準になります。
私の立場はリーダーで、その下につく人が欲しいのです。
なので、必要なスキルをもつ担当者レベルの人が欲しい。
「リーダーをやっていました!」という経験は素晴らしいのだけれども、
リーダーは2人いらないのです。
担当者募集で、担当者としての必要な経験がある人が欲しいのだけれども、
「マネージメントができる」とアピールしてある職務経歴をいただきます。
この求人票は、担当者の募集だけれどもわかっているのかなと心配に。
せっかくリーダーの経験があるのだからキャリアアップした方が良いのでは?と思うのですが、まあ、こっち(採用する側)がいいなと思っても、実際に来てくれるか選ぶのは相手ですからね。
やる気のない職務経歴書がわかる
自分の職務経歴書しか見たことがなかったので、他の人がどんな職務経歴書を作っているのか知りませんでしたが、
絶対にこれやる気ないでしょ!!という職務経歴がわかるものですね。
例えば、自己PRが現職でなく前職のままになっていて、どう考えても経歴のところだけ現職を追加した感じです。
どんだけ過去のことを今アピールしているんや?
そして現職の経歴を見ても具体的に何をやっていたかがさっぱりわからない。
エージェントはこれを指摘しないのかね〜とエージェントのやる気のなさもわかります。
今の年収が「その人の評価」として見られる
これは人事からの評価だったんですが、
リーダーをやっている割に「年収が低い」ということは、その会社の事情があるのかも知れないけれどもその会社で「あまり評価をされていない」と見ることもできるそうなのです。
私はリーダーの年収相場を知りませんが、人事は横並びで見ているので、リーダーだったら大体これくらいの年収なんだということが自然とインプットされている。
その相場から見て、「低い」と見られたらリーダーアピールが逆にマイナスに働くということは、採用する側に立ったことで知り得たことでした。
数字はシビア
数字って怖いです。
- 年収
- 年齢
- 在職期間
- ブランク期間
- 転職回数
数字って比べることができてしまう。
そして、気にはなったけれどあまり参考にならなかったのは「学歴」でした。
高校と大学は書いてあったんですが、
有名な高校だし、有名な大学・・・だけれもこの経歴かぁ。
ポテンシャルを見られている新卒では有利でも
経験を見られている転職は新卒の時ほどの武器にはならない模様です。
年齢の重要性

年齢を限定して募集はできませんが、
最初の時から、人事は、私の下につける人ならば「30前後の人」が最適だとアドバイスがありました。
なので最初っからうちうちでは「年齢」が限定されていました。
30前後の人なら、一から教えないと出来ないとかそういうフェーズを過ぎてある程度社会人の経験があるということで需要が多いみたいです。
私が30位の時は、転職限界年齢と言われていたですが、そんなジンクスも今や昔ですね。
一方、40歳過ぎた人は転職がハードになる理由ですが、これは私自身が転職活動をしていてもはっきりわかったんですが、
採用する側が年下、もしくは年が近いのは、部下にするにはちょっとな・・・て思うんだろうなと感じていた部分でもあります。私の職種は若い人が多いので特に顕著でした。