スピード感についていくとはなんぞや

一緒に働く仲間を募集しているのですが、

最終面接で落とされてしまいました。

私が判断した際は、とても優秀で、むしろこの会社でいいの?と思っており心配していたくらいです。

「スピード感についていけない」と判断

スピード感ってなんなんでしょうかね。

私にとっては、この会社は何事もスピード感が遅いなって思っているのですが、

経営側は早いと思っているようです。

この人はうちの会社のスピード感についていけないとう判断がされたのですが、

うちの会社のどの部分がスピード早いんかい?と聞きたいくらいです。

スピードってなんぞや?

スピードは早くないですけれど、

1人の人にかなり重圧がかかりはしています。

土日もメールが飛んできますし、

深夜に連絡がくるなんてことも頻繁にあります。

残業代も出ないし、

休日出勤扱いにもならないのにね(まあこれは前職でもあったけど)

それがスピード感を表しているならば、

それは「スピードについていけない」ではなく「ブラック体質についていけない」と判断が正しい。

それなら納得です。

スピードが遅いと感じる理由

小口精算の手続きが複雑で時間がかかる

何事にも稟議を通すという風習があります。

どんなに小さい出費に関しても、もちろん上司の承認が必要なのですが、

稟議書として提出する必要があって、これがないとその後の手続きができないというのです。

出張をするにも

何するにも稟議が必要

前職で出張するのに稟議なんて出さなかったし、

上司の承認も必要なかった。(もちろん経費精算の時は承認がありますが)

一方、月1000円以上出ないと交通費の精算をしてもらえなという謎の風習があります。

そして交通費の精算は手続きがかなり煩雑で時間がかかる。

なので、都内で客先に訪問する場合、月1000円未満は自腹になります。

現場に裁量が少ない

社長のお眼鏡に叶うことしかできないので、

裁量が少ないです。

このレベルなら現場の判断でゴーできるようなことも

上の判断が必要で、かなり細かいことも問い詰められます。

アイデアが迂闊に出せないし、

アイデアを出しても誰も動けない。

前職なら、ここでもう行動開始できていたし、

成果も上げてていたのにな・・・・なんていつまでも動かない状況に

飽きてしまったよ私。

連携ができない

同じ部署だけでは厳しいことも、他部署と協力すればできることがあります。

顧客に有益な情報をメール配信をしたい!と思えば、

  • 記事のライティングができる人
  • メール配信システムを使いこなせる人
  • 配信先の情報を整理する人

同じ部署にいればいいのですが、いない場合は協力してやればいいものの

これができない。

なぜこんなことになっているか。。。

そして、こんなことも協力してできないのか・・・・・となってます。

年齢給がある

外資勤めだった私にとって、

給与明細を見て初めて見た項目があります。

「年齢給」

40代の私にとっては、まあ悪くはないのでしょうが、

だって、社歴ではなく、年齢に対する給与なんですから。

しかし、若くて優秀な社員を採用したい場合に、かなりネックになります。

だって、現職でそれなりの経歴に見合う給与を受け取られているのですから、

採用する際に、その水準とかけ離れた額は提示できないわけですよ。

しかし、この年齢給の部分に引っ張られて、かけ離れた年収(半額とか)になってしまう。。。

現職の給与水準が安く、実力よりも低い給与の人が応募して来てくれない限り無理やん!

そんなこんなで、いつまで経っても採用されず、私のワンオペが続くのです。

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