40代でリストラされたけど、幸いにもすぐに再就職先が見つかり、そこからさらに大企業に転職することができました。初めての転職活動が、リストラによるものというなんともひどい状況でしたが、2回目の転職はコツを掴んだというか、逆にこれはやってはいけないということが見えてきました。
転職活動はノーリスク・転職はハイリスク
再就職ができたものの、正直なところ、ちょっと違ったかな・・・・と思いました。
ただ、悪くはないのでそこで生きるも腐るも自分次第だなとは思っていた。
そうは言えども、どんどん自分のやる気が削がれていってしまってましたし、前職の実績は今ならまだ使える!と思ったので手っ取り早く転職をしたほうがいいだろいうという結論に至っていた。
在籍しながら、今の仕事で活躍の場を探しつつ、
もっと自分のスキルや特性を活かして、ステップアップしていける場所を探して、内定をとってからどうするかを決めればいいと思って転職活動をしていました。
転職活動をしている最中は、何がなんでも転職してやる!!みたいな気持ちではなく、
今よりもいい場所で内定が取れたらなばそこへいく。というスタンスで転職活動をしていました。
転職活動を初めてから、内定を取れるまでは半年くらいでしたが、
その間はフルで転職活動をやっていたわけではなく、
転職エージェントに登録しておいて、良さそうな求人が出てきたら書類を出してみるっといった感じで、量よりも質を重視できていた。
一方、リストラされた時は、職が無くなることがはっきりしていたので、質よりも量で勝負していました。納得がいく転職ができたのは、今の職を確保しながら転職活動できるという「余裕があった」ことに尽きると思います。
教訓 : 今の仕事をやりながら転職活動をする
友人の兄事例|転職先がみつからない
私が転職したタイミングの頃、地元の友達と久々に会うことになり、友人の兄と友人の従兄弟の話を聞きました。
友人の兄には会ったことがあり(筆者が女子高生の頃!!)確か、兄は当時短大生だったんですが「かっこいいし、頭良さそうなお兄さんだな・・・(素敵!)」なんて印象がありました。
その頃以来、会ったことがないので、そのままのイメージなんですが、友人曰く「一番いいときだったよ。その頃のイメージのままの方が幸せだよ」というのです。
確かに、お兄さんはもう40代半ばだもんね。20歳前後のイメージのままにしておこう・・・
とまあ、そのお兄さんはただいま無職らしく、「40代の壁」をものすごーーーーく感じているようです。前の仕事はあまりにも辛くて、半ば切れて「やってられるか!!」と言ってやめたらしいです。詳細は知りませんが、そんなに追い込まれていたならば、仕事をしながら新しい仕事を見つけるなんてできないですし、仕事も深夜帯だったらしいので働きながら新しい仕事を見つけることもできなかったと推測されます。
でも、
でも、
仕方がないでけど、やっぱり辞めてから仕事を探すって難しいです。
今の仕事が「最低」にあったとすれば、次の仕事はそれよりもマシなんだとは思いますが、
そうじゃなければですよ、今よりもっと悪いというパターンがあるかもしれないじゃないですか。
「比べてみて、より良い条件に乗り換える」
一足飛びにはいかずしても、
転職って「今の自分の武器」を持って、挑めるものなので、
それは、武器を一旦捨てて臨むのはやっぱり不利にならざるを得ない。
在職中の人の転職って、内定が出たら「辞めて移るか、残るか」の決断をします。当然ながら今よりも悪い条件を出されたら今の会社を辞めないですから。辞めて来てもらうだけの条件を出さないと内定を出した方の会社は採用できないからね。
これが一旦やめた状態だと、前職よりもいい条件を出さなくても、もう辞めちゃって戻る道を引き返せなくなっているから良い条件出せなくても来てくれる可能性高いからね。
何よりも
「自分の心の余裕」が全く違う。
友人の兄は実家暮らしだし、両親も健康で結構まだ若い。(確かまだ60代だったような)
独身で子供もいないので、好条件の会社が見つかるまで、待てるのかもしれない。ちょっと羨ましいな。
ただ、40代半ばの男性の転職ってそんなに難しいのかしら・・・
