小さい頃から虫歯が多かった私。
母、祖母も虫歯にすっかり侵食されてまして、母と祖母の40歳位の頃にはほとんど自分の歯がない状態に。例に漏れず、私もしっかりと虫歯だらけの人生を歩んでおりました。
虫歯治療に終止符を打つ
私は殆どの歯が治療済みです。全く治療をしていない歯は1〜2本。と言うことは、他の歯は虫歯になったことがある歯です。
虫歯の治療が終わっても1年以内にはまた虫歯の治療で通うサイクルを生まれてから20年間おくってましたが、ついにこのサイクルに終止符が打たれる日がきました。
それは、審美歯科との出会いがきっかけです。
審美歯科治療とは、「見た目」を重視した歯科治療
一見虫歯の治療とは無関係そうです。
何をするかというと、ホワイトニングとか、銀歯をセラミックへ変えるとか、着色汚れを取るとか、見た目を清潔そうに見せることをやるんです。
そして、「見た目を清潔そうに見せる」ことは、「本当に清潔になること」です。
綺麗になりながら口腔内環境を整えていくことが審美歯科治療の目的です。
歯医者側が儲ける仕組みとして虫歯になった人の治療ではなく、虫歯になりにくい状況を作っていくことで儲ける仕組みです。
どう考えたって、虫歯にならないためにお金をかけた方が、自分にとって負担が少ないですよね。審美歯科を積極的に利用することにシフトしたおかげで虫歯ができない歯に変わっていったのです。
- 40年間の前半の20年は、虫歯治療をしていた
- 40年間の後半の20年は、予防歯科をしていた
虫歯治療に苦しんできた前半の20年
人生最初の20年間は虫歯に苦しめられてきました。
自業自得でもあるけど、デンタルIQが低かった。
「虫歯は感染るもの」は私の小さい頃は認識している人がいなかった。今でも虫歯が感染る事実を親に伝えても全く信じてはくれません。我が家の虫歯レベルで言うと、歯を磨いていさえすれば虫歯対策としては不十分でありました。とうことで、私の場合大人の歯にはえかわったばかりの小学校低学年の頃すでにに永久歯の神経を取らねばならない状況になってしましました。
その後も小学生、中学生で多くの歯の神経がない状態になってしまいました。
高校生の頃になると、以前治療した歯が詰め物の中で虫歯になっているものが多数出てきて、再治療する羽目になってしまう歯が多数がり、20歳までこの状態が続きます。
審美歯科になってから全部の治療をやり直す
審美歯科にひょんなことから出会いました。
当時の私は、歯が銀歯だらけ、治療でつぎはぎだらけの汚い歯がコンプレックスでした。
歯を見せて人前で笑えないのです。20歳女性がです。
そんな時、クリーニングで着色汚れをとってくれるというチラシをみまして、少しでも綺麗な歯になりたくて学生でも出せる値段でしたしお願いしてみました。
そうしましたら、びっくりする位歯が綺麗になりました。
そして、歯のクリーニングは3ヶ月に1度を推奨していて、虫歯になりにくく、清潔で美しい歯を保つことが目的であることを教えられました。予防歯科との出会いです。目から鱗でした。
そして、私の歯です。審美的なことが全く考慮されていない銀歯やつぎはぎだらけの歯の見た目も綺麗にするために、治療済みの歯をやり直してもらうことになりました。当時は学生でお金がないからと保険の範囲内でできるプラスチック製の詰め物や被せ物に変えてもらえました。
なんと、やり直してもらった殆どの歯が詰め物の下で虫歯になってました。
社会人になってからは、保険外治療も取り入れる
保険内の治療は審美歯科として歯の美しさとしての素材はどうしても限界があります。
前歯は保険で白い歯を入れてもらえるけれども、奥の歯は保険が効かない。良質なセラミックは全部の歯に対して保険外の治療となり、1本15万円と高額なものを全額自己負担になってしまう。
しかし、しかし、背に腹は変えられぬ。。。。
ということで社会人になってからは、ボーナスが出るたびに歯の治療費に全力でお金が出ていってしまいました。
全部の治療済の歯をセラミックへ変更できたのは30歳位になってました。ものすごく歯が綺麗になりました。
引き続き、クリーニングを定期的に受けてましたら、新規の虫歯がこの20年ないではありませんか!!!!感動しました。
しかし、過去の代償を払うことになるのです。。。
枯れ木の根は腐る
神経がない歯が多数あります。
神経はないけれど根っこは残っていて、そこに被せ物をしてある状態です。
しかし、しかし、神経がない歯の根っこはいわば「枯れ木の根」です。
枯れ木の根は早い段階で、腐ってしまうことになるのです。ものを噛む以上負担がかかり、いつかは耐えきれなくなる時がくるのです。40歳になった私は幼い頃に虫歯をしまくって神経がなくなった歯のうちの1本とついにお別れすることになりました。。。
根っこがなくなった歯は、3択です。
- 入れ歯をする
- ブリッジをする(保険外)
- インプラントをする(保険外)
一番いい方法は、インプラントです。そして一番お金がかかります。
しかし、私はインプラント治療をすることを選択しました。もう1年位1本の歯の治療が続いてます。
何事もそうですが、失ってからは遅いし、取り戻すことは困難だけれども、
日頃からケアしていれば無くさないで済むんだよね。
歯を大切に。