子供の頃は、1日の長さ、1ヶ月の長さ、1年の長さって大人になってからよりも長く感じませんか?
確かに「この感覚」は、誰に聞いても共通しているのですが、
最近この子供の頃と同じ時間感覚を味わうことがありました。
経験がない事をした時に長く感じる
転職して2ヶ月が過ぎました。
1ヶ月が過ぎた頃、「まだ1ヶ月しか過ぎてないのか・・・この1ヶ月長かったな」と言う感覚です。
もちろん1日の長さもとっても長い。
別に暇していた訳でもありませんし、
嫌なことをしていた訳でもありません。
むしろ結構忙しかったにもかかわらず「長く感じる」感覚があったのです。
まるで学生の頃のような、1日・1ヶ月の長さ。
この感覚は何だろう?と思っていたら、あるYouTubeを見ていたら「この不思議な感覚」を言葉にしていたのを偶然聞くことができました。
日本橋から京都まで中山道の旅をする中で、「時間が長く感じる」と言ってました。とても楽しい時間で素晴らしい経験をしたと言うのですが、動画の37分位の所で
「自分のやったことのないことをやっている時は時間がとても長く感じること」
これや!この感覚の正体は
はっとしました。
ああ、経験がないことにチャレンジしている時って長く感じるのか。
確かに子供の頃はほとんどが「経験したことがないことへのチャレンジ」の毎日。
学生の頃もそう。
社会人になって、毎日同じことの繰り返しになると時間ってあっという間に過ぎてしまいます。
そして、時間が短く感じるのは大人になったせいと思っていましたが、
それは確かにそうですが、その根本原因は新しいチャレンジが少なくなったから何だろうなと感じました。
旅も帰りより行きの方がが長く感じる
「経験がないことをしている時に長く感じる」現象について、
プチ体験できるのが旅行です。
時に顕著にわかるのが旅の道中、「目的地までの道のり」です。
同じ道を辿るとき、帰りの方が短く感じませんか?
(もちろん飛行機に乗ると実際の時間だって長くなったり、短くなったりするのですが)
同じ時間、同じ道のりだった場合にです。
何だか不思議ですね。
時間って歪むんですね。
世界共通時間は一定だけれども、
個々人の時間は歪みがあって、それは時計で測ることができない。
人生の長さも人それぞれですから、それは冷静に考えると不思議なことではないなと腑に落ちました。
自分で時間をコントロールが及ぶ範囲ってのがあるのもロマンがありますね。