汽笛は止まない!横軽廃線ウォークに参加してきた。(その1)

1997年9月30日に役目を終了した横川ー軽井沢間の電車。

当時高校生だった私は、信越線使ってましたよ〜そんでもって、最初は横川から篠ノ井まで廃線になると噂されましたが、結局廃線になった区間は横川ー軽井沢間。

もうそんなに時間が経過したのか・・・と思う一方、今まで新幹線を快適に使っていたので、廃線区間など気にも止めたことはありませんでしたが、なんだか気になって来てしまいました。

お久しぶりの信越線

高崎で信越線に乗り換えでテンションが上がります!信越線というネーミングを普段使いで、全く意識もせず使っていた名称。今や長野県側ではしなの鉄道になって定着しております。

信越線の旅で、記憶に残っているのは、安中駅の工場。

1997年に旅をした時に、「なんじゃこりゃ!」と見慣れないたくさんの管が山に張り付いている様子にびっくりしたことを覚えてます。周りは綺麗な新緑の山々の中に、工業の茶色世界。

で、今見てみますと、あの時の衝撃を全く受けないのです。

川崎の方の工業地帯ではある姿ですし、当時10代の研ぎ澄まされた感覚と同じようには思えないようです。

西松井田駅を過ぎたくらいから、いきなり勾配が急になって電車が山を登り始めたことを感じました。横川までは普通の電車で行けるのですから、横川からの勾配がいかに急勾配だったか・・・

横川ー軽井沢間を使っていた頃は何も意識していなかったな。

きちった!!!

横川駅到着

今まで横川駅は軽井沢から電車に乗ってきて、降り立ったとがない駅です。

ここにきたのは1997年が最後。

パンドラの箱を開けたみたいな感覚です。

パンドラの箱を開けると、通過駅でなく、ここで終わっています。

なんとなく、駅の雰囲気は覚えているものです。

なんせ、停車時間長かったですから。

受付をして、鉄道文化村へ

今回は廃線ウォークに参加するのでまず、集合時間に間に合わせて、受付をし、トロッコ電車に乗って移動するため、時間まで鉄道文化村の中を見ることができました。

実は、鉄道文化村きてみたかったのですが、女性一人ではハードルが高いのと、せっかくここまでくるのに、私は鉄道マニアではなく、単に横川ー軽井沢間に興味があるだけなのですぐにみ終わってしまいそうな気配がしていたので、何かイベントと組み合わせてハードルを下げたいと思っていたところ、「廃線ウォーク」を発見しました。

TOP

それでもハードルは高い。

ちょうどタイミングよくスーツ交通チャンネルで廃線ウォークに参加した動画が上がっていたのを発見したので、見てみました。

私が狙っていたプランと同じ、下り線を横川から軽井沢にかけて歩くコースでしたが、

軽井沢まで歩くの大変そうだなと、自分の体力に少し心配に。

まだ決意ができず、他の動画を見てわかったのが、熊の平から軽井沢まではほぼトンネルの中を歩くことになり、それも1kmくらいの長いトンネルがいくつかあるっぽいのです。

熊の平まででいいんだよな〜と思っていたところいいコースがありました!

【トロッコ列車×廃線ウォーク】下り線とアプトの道〈文化むら発 熊ノ平行き〉というコースで、

トロッコ電車で峠の湯まで行き、

そこから熊の平まで廃線ウォーク(普段立ち入り禁止の新しい方の廃線)

熊の平でお昼を食べ(峠の釜飯!!)

アプトの道(レンガ作りの古い方の廃線)を歩いて峠の湯まで引き返すコース

こっちだと、トンネルも長くないし、古い方のトンネルはトンネルを長く掘る技術がない頃&蒸気機関車が使ってただけあって1つ1つが短くて安心ということでこっちのコースで申し込みました。

続きは、鉄道文化村の中を散策します!また次回!