長野の実家に帰ってまして、
外は雪景色
水墨画のような景色が広がっております。
ここ数年は雪が少ないお正月でしたが、久しぶりの雪模様でなんとも冬らしくて懐かしいです。
そんな中、遠い場所には行かずに地元の神社へ初詣に行ってきました。
元旦だけど人がいない
私の住む地区の中で唯一の神社でありますが、毎年のことですが行っても人がおりません。
元旦に神社を独占できる贅沢なこと。
私がいく時間帯は昼間のあったかい時間で、
2年参りの時間帯は甘酒を振る舞ったりと氏子さんで盛り上がってます。
田舎でも一軒の間隔はそこまで空いていないく、
集落はまとまってます。
他の集落とは離れているので、他の集落の方の神社は賑わっているかも!?
1集落に1神社はございます。
歴史を感じる
地元の民家もかなり古い建物が残ってます。
神社までの道のりではそんな家を見ながら歩くのが楽しいです。
子供の頃は当たり前と思っていた景色ももう40年も過ぎるとそれなりに変化があります。
田舎だから都会のように目まぐるしくは変わっていきませんが、
スピードはゆっくりとでも確実に変わっていきます。
古い建物で、名主の家はそれなりに綺麗になっていますが、
そうでもない、どちらかというと庶民でもそこまで裕福でない方の家のパターンも残ってます。
重要文化財とかになり得ない普通の庶民の家。
土壁に今にも崩れそうな納屋だけれども、
これって元々は母屋だったのでは?というような建物があります。
私は子供の頃、探検がてら、興味がもった場所には走って見に行きますが、
大人の私がそれをやったら不法侵入みたいになるので、この日は自粛しました。
子供の頃に残っていた古い、江戸時代の終わり頃もしくは明治初期の建物は更地になっていたり、
パナホームやミサワホームなどの建物に変わっております。
綺麗に残してくれればよかったのにな〜と残念な気持ちですが、
人の家に対してとやかくいうことは残念ながらできません。
それでも、今でも数少ないですが残っています。
まあ私の子供の頃は昭和でしたから、その時の建物だってもはやレトロな部類になりますものね。
初詣で願うこと
20代、30代で願うことは常に自分のことで、常に恋愛・結婚のことでした。
40代ともなれば、多分自分の子供のことを願うのが同級生のみんなの願いかと思います。
自分以外の人のことを願うことができるのは、大変幸せなことです。
こと私に関しては、家族が健在ですので、家族のことを願えます。
また、恋愛・結婚など相手ありきのことこそ神頼みすべきことかとも思いますが、
初詣で自分が願える持ち時間は数秒とすると、優先順位が高いことだけになります。
もはや恋愛・結婚はその貴重な数秒で伝える願いの優先順位には入ってこないようでした。
むしろ、今あることに感謝を伝えることが今年の最優先事項でした。
「もっと欲しい」という気持ちから、「今手にしているもの」に目を向けれることの方が価値があることと41歳の私は感じるのです。