「自分と相手のステージがわかると人生がうまくいく」というなんとも衝撃的なキャッチコピー。
この本を読むと、確かに・・・と思うところがあって、
今までうまくいかなかった理由が見えてくるかたあら不思議。
これは恋愛系の本ではないけれども、
恋愛・婚活をしていた時に読んでいれば・・・
もっと言うと、「あの時気づいていれば・・・」人生が今とは大きく変わっていたと思う。
今に対して満足はしているが、
この本を読んで、気づいて、行動していれば、きっと違った未来だったとは思う。
人間の幸福レベルとは
人間の幸福レベルを9段階のフィールドに分けたもので、上位フィールドに行くほど、幸福を感じる能力が高くなる仕組みである。
この9つのフィールドを大きく分けて4つのステージに分類すると、
下から順に、
「人でなしステージ」
「気づいていないステージ」
「気づいているステージ」
「悟りステージ」
にステージ分けされており、その中でも
「気づいていないステージ」から「気づいているステージ」に上がることが
人間が生きづらさを抜け出してか心から幸福を感じられるようになる、
一番のターニングポイントになるとのこと。
著書でも言っているのですが、ステージ分けすることはナンセンスかもしれないけれども、
自分を受け入れてくらない相手がどういった人物なのかを、人間のレベル論を通して知ると
「だから、この人と自分は合わないのか」
「だから、この人はこういう生き方しかできないのか」と言った感じでわかる。
自分にありがちだったのが、相手から否定されたり、嫌われたりして自信をなくしてしまい、
「自分が悪いのではないか・・・」
「どうせ自分なんて・・・」と思って落ち込んでしまうことが多かったのですが、
相手のステージを理解すると、自分が悩むことではなかったんだなと今になればわかったのです。
「自分と相手のステージ」を理解すると、
時間を経て過去の自分を癒してくれるそう言った内容でした。
自分の例に当てはめてみると
過去の自分と当てはめると、
10代、20代の頃は、、チワワフィールドにおりました。基本的な定位置はここ。
チワワフィールドにいる人の物事の捉え方
「嫌われたんじゃないかな・・・・・」
これすごくわかると言うか、
相手がキツい態度をとってきたらまず考えてしまう。
大抵はハリネズミフィールドにいる人からの攻撃です。
チワワフィールドの特徴
- 嫌われたくないから自分の意見を言えず主張ができない。
- 嫌われたくないあまり、相手の理想像になろうとする。
- ポジティブになってもすぐネガティブに戻ってしまう
- 愛されたいと言う思いが強く、すぐに人に執着する
- 自己肯定感が低いので自分のことを認められず、本来なら長所になるべき部分を短所だと思っていることが多い
- 見捨てられるかもという不安が強い
- 自分の不安と恐怖を自分で処理することができず、人になんとかしてもらおうとするor期待する
- コンプレックスがふよくそのせいで自信が持てないと思い込んでいる
もうね、ほぼ当てはまっていた。共感しかない。
しかし、ずっとチワワにいたか?というとそうでもなくて、
ブラック企業に入りパワハラを受ける数年間、
さらに下のフィールドのうさぎフィールドに落ちてしまったなと思ってます。
うさぎフィールドの特徴
- 良いことが起こると必ず悪いことが起こると信じているので常に不安に苛まれる
- 完璧にしないと人から認められない気がする
- 生命力がなく弱々しい
- 自信がなくネガティブなことしか考えないので負のオーラがヤバい・・・・・・
と一部抜粋ですが、文字を打つだけでもちょっと関わりたくはないなと思ってしまう。
そして、こんな時は何をやっても裏目にでます。
お付き合いしていた人と合わなくなってしまい振られて孤独に・・・・
しかし時間が解決してくれまして、チワワに戻って、
今度はいつの間にかハリネズミフィールドに上がってました。
ハリネズミフィールドの特徴
- 他人に対して求めるハードルが高い
- 長いものにはまかれる
- 悲しみより怒りを感じることが多い
- プライドが高く、否定されることを極度に嫌う
これも一部抜粋です。
同じ仕事を続けていたら、なんだかある意味強くなってきました。
いわゆるお局ってやつでしょうか。
でも基本的にチワワに属していて、連む仲間はハリネズミ。
チワワとハリネズミを行き来している時期はアラサーの頃で、
長いものにはまかれる要素が強いので、
ある人に対してはチワワな態度
ある人に対してはハリネズミな態度
なんて感じでした。
40代になった今はどのフィールドにいるのか
なんとですね、
ねこフィールドに到達したのでは?!と感じています。
ねこフィールドとハリネズミフィールドとは大きな違いがあります。
フィールドだけでなく、ステージが上がっているのです。
途端に生きやすさを感じるようになります。
恋愛もプライベートも上手くいき、心から人生の楽しさを体感できたり、やりたいことが見つかって自分の使命や天命が見つかったりするのもこのステージの特徴。
ただ、ここまで完成しているか?と問われてば、恋愛はしていないし、
プライベートの時間もなかなか取れてない現状。
でも生きやすくはある。
気づいているステージの特徴
- 目の前に起こっている現実はすべて過去の自分が選択した結果という事実を「頭」ではなく「心」で理解している
- 人生が楽しい
- 自分を満たすことができるのは自分だけとわかっている
- 物理的なもの(金銭/高価な物品/素晴らしい住居など)は幸せには直結しないことがわかる
- 人や状況はコントロールできないものだと理解指定いる
- 気づいていなステージにいたときに抱えていた悩みはほぼなくなる
一部抜粋だけれども、かなりこの部分は納得がいく。
第段階層・悟りステージ
「いるだけで、人々に勇気や希望を与えられる存在」
普通に生きていたあまり出会わないのですが、
いるんですよ。
そして、このステージの人に出会えて関わるようになってから、
いいことが起こるようになった。
まずはこのステージの人の「真似をする」
素晴らしいと思ったことは小さいことがからでいいからやってみる。
ステージを下げてしまいそうな状況になった場合は、
こんな時はそのベンチマークしている人はどんな言葉を発するだろうか?と考え、
前を向くことができる。
まさに「人々に勇気や希望を与えられる存在」です。
また、オリンピックなどのスポーツ選手とかもそんな勇気を与えられる存在だなと思いました。
そばに存在していなくとも、
自分が気がつきさえすれば、出会えるんですよね。
まとめ
なぜ、もっと早くこのステージの存在を知りたかったかというと、
恋愛とか仕事とか
なんだか自分の方が下だなと思っていたら、
実はそうでもないとうことがあります。
必要以上に卑屈になってしまって、
結果的に自分のステージすら引き下げてしまうことだってある。
相手の人生でなく、
自分の人生を生きることに気づくか?が幸福のためには必要不可欠で、
自分を幸福で満たさないと、
本来、人には与えられないのだと思う。