アプトの道を通って横川へ戻ります。レンガ作りの橋やトンネルなどもはや芸術です。
前回までの記事はこちら、
明治のトンネルは短いのがたくさん!
明治時代にトンネルを掘るのは本当に大変だったようで、また、蒸気機関車での走行をするので、長い時間トンネルを走行してしまうと窒息してしまう。アプト式のレールで走行するのはかなりゆっくりで、短いトンネルであったとしても長い時間通り抜けるのにかかるので、乗員も乗客も命懸けでこの碓氷峠を越えていた。
旧線と新線を歩いてトンネルの違いは歴然。
煉瓦造りのかっこいいトンネル。
作った時はこんな観光スポットになるなんて考えてもなかったのかもしれないけれど、人の目につくところにあるトンネルはこんな感じで、石造にしてかっこいいデザインになっております。
たくさんあるトンネルも一つ一つデザインも違って個性があって面白いです。
クマが出るらしい
歩いていると、「熊出没」という看板が多数あり!
この日は秋晴れの日曜日ということがあって、人がたくさんいましたが、平日に出かける時は注意です。ひとけがなくなり、野生の猿や鹿や猪が出てくるので気をつけないとです。
そしてクマはね、遭遇しないようにしないとです。
トンネルの中にも熊注意の看板がありました。
って、トンネルの中に横穴が!
これは蒸気機関車走行時に、煙を外へ排出するための換気用の横穴です。ちなみに上にも穴が空いてました。
眼鏡橋!
そして歩き進めると、橋に出ました。有名な碓氷の眼鏡橋です。
橋の横に階段があって、下に降りることができまして、下から撮った写真がこちらです。
眼鏡橋の上からは、新線の廃線の上り線、下り線の橋も見ることができ、新旧の橋が3つ並びます。
ちなみに、旧線は単線なので橋は一つでございます。
さて、ここまできたらこの日の到着地、峠の湯まではもう少しです。
碓氷湖が見えてまいりました
アプトの道はもう一つの見どころ、「碓氷湖」が出てまいりました。いわゆるダム湖です。
紅葉の時期は綺麗なようでして、山にある湖の周りって紅葉が本当に美しいものです。
この時はピークは過ぎてしまったもののまだ少し紅葉が残ってました。
ここまでくると間もなくゴールです。
峠の湯に入って最高!
ゴールの峠の湯に到着です。ここで解散。
廃線跡を歩いて横川まで行くもよし、
峠の湯に入って、2時間後の無料送迎バスに乗って横川に戻ってもよし、
トロッコ電車に乗って横川に戻るもよし、
3つのパターンを選択できます。
私は、、、
温泉に入りたい!!!!ということで峠の湯に入ってから帰ることを選択しました。
山を歩いた後の温泉は最高です!
なんと素晴らしい場所に温泉があるんだと、関心してしまいます。
綺麗は日帰り温泉施設で、ご飯を食べて休憩もできます。
温泉に入ったあと、バスの時間までお蕎麦を食べてゆっくり休めました。
それから横川駅へ送迎してもらい、信越線に乗り、
新幹線あさまに乗って東京へ戻りました。